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山下美月「降り積もれ孤独な死よ」で久々の制服姿に「学生に見えるか不安あった」【コメント全文】

iza(イザ!) / 2024年8月25日 23時25分

森燈子(山下美月)(C)井龍一・伊藤翔太/講談社 (C)ytv

放送中の連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(読売テレビ・日本テレビ系、日曜後10・30)に出演してい女優、山下美月が、演じている役柄への思いや、第9話(9月1日放送)から最終章へと突入するドラマの見どころについてコメントを寄せた。

漫画アプリ「マガジンポケット」(講談社)で連載中の同名漫画が原作のヒューマンサスペンス。ひと気のない屋敷で13人の子供の白骨死体が見つかった通称「灰川邸事件」から7年後、東京で起きた、月島美来という少女の失踪事件が新たな謎を呼び、過去と現在が交差していく。山下が演じているのは、原作にはないドラマオリジナルの2024年の世界で、美来の失踪事件を追う週刊誌の記者、森燈子。取材のなかで少女失踪事件と灰川邸事件とのつながりに気づき、過去の事件の真相を暴こうとしている。

第8話(8月25日放送)では、森が美来の失踪事件を追う理由が明らかに。彼女は高校時代、家庭に恵まれずに育ち、周囲になじめずにいた同級生、東野梓(浅川梨奈)とわかり合いたいとの思いから、自らも家庭に恵まれていないと嘘をついた。それが嘘だと知った梓が直後に自ら命を絶ってしまったため、森はその罪滅ぼしとして記者となり事件を追っているという背景事情が描かれた。

山下美月 コメント

――久々の学生服の感想を

「この年齢(25歳)になって学生役をやることがあまりなく、久々でした。学生に見えるのかなという不安はありましたが、現場でスタッフさんや(主演の)成田(凌)さん、他のキャストの方々が『ちょっと制服姿を見せてよ!』と言ってくださって、現場を盛り上げていただいたので、変に気負わずに演じることができたと思います」

――森が事件を追う理由が明かされる学生時代の回想場面を演じた感想を

「自分の行動や発言によって誰かを苦しめてしまったという事実は、一生背負っていかなければならない十字架で、森はそれで人を殺してしまったという自覚があるのに、制裁を受けたり、逮捕されたりするわけじゃない。そちらの方が森としてはしんどかったのかなと思います。自分がやってしまったという罪悪感を持ちながら、誰も自分のせいにはしてこない世界は、もしかしたら捕まることや法律的に裁かれることよりも、重荷になって自分にのしかかってくるのではと感じています。

森自身の過去と『美来ちゃんを探したい。この事件をちゃんと追いたい』という気持ちをつなげていくなかで、過去があったから動いている、となってしまうと、少し私情を挟みすぎかなという気もして…。森が週刊誌の記者という仕事を選んだということは、自分の過去を背負いつつ、自分なりの正義感を、とても大事にしているのだろうなと思います。

森自身が、この事件を正確に嘘なく世の中に伝えることで、灰川邸事件の関係者だけではなく、苦しんでいる子どもたちや彼らの周りの大人たちにメッセージを届けられるようにと、使命感を持って事件を追っている姿を9話以降もお見せできると思います。8話でようやく森の過去を視聴者の皆さんにお伝えすることができて、ここからまた物語が進んでいくのを、楽しみにしていただきたいなと思います」

――怒涛の展開が続く現代編の今後の見どころ、注目ポイントは?

「2024年の現代編は原作にはないドラマオリジナルの部分なので、今までの一連の事件が今後どう収束していくのか、これまでの伏線や謎がすべて繋がって真実が明らかになる9話、10話をぜひお楽しみください!」

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