朝ドラ「虎に翼」俺たちの轟（戸塚純貴）、寅子（伊藤沙莉）に「恋人」遠藤時雄（和田正人）紹介で再び好感度爆上がり「朝から幸せな気分になった」

連続テレビ小説「虎に翼」の登場人物、轟太一（戸塚純貴）（C）NHK

女優の伊藤沙莉が主演を務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」の第100話が16日、放送され、弁護士の轟太一（戸塚純貴）が、学友の佐田寅子（伊藤）に、恋人の遠藤時雄（和田正人）を紹介するシーンが大きな反響を呼び、X（旧ツイッター）で「俺たちの轟」「和田正人さん」というワードがトレンド入りした。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。この日は第20週「稼ぎに操り女？」（第96～100話）の最終日で、寅子が、交際中の星航一（岡田将生）からプロポーズを受けた。自分の幸せについて考えたという航一は「毎朝、目が覚めたときに隣に寅子さんがいたら幸せだろうなと思いました」」という思いを伝えたが、寅子は「少しだけ時間をください」と返し、即答を避けた。

「永遠を誓わない愛」から「永遠を誓う愛」に変わる理由がどうしても見つけられない寅子はある日、意見を聞くために学友の山田よね（土居志央梨）と轟が共同経営する「山田轟法律事務所」を訪ねた。そこによねはおらず、寅子は、手をつなぎながら男性と添い寝する轟の姿を目撃してしまう。寅子の存在に気がついた轟は慌てるが、男性は「今、ちょっと具合が悪くて轟くんに介抱してもらってまして」と弁解し、つないでいた手を慌てて離した。すると轟は再び手を握って、彼に寅子のことを紹介。そして寅子に、男性が遠藤時雄という名前であることを伝え「今、俺がおつきあいしているお方だ！」と述べた。

轟が寅子に恋人を紹介するシーンに視聴者から大きな反響が寄せられ、Xには「俺たちの轟が幸せそうでよかった…」「俺たちの轟がいい人と出会えてうれしいよ」「俺たちの轟が遠藤の轟に」などの声。ブレずに自分の生き方を貫く轟に「しっかり寅子に交際宣言、めっちゃカッコよかったぞっ！」「朝から幸せな気分になった」「男の中の男」「キッパリ寅子に言えるのが、俺たちの轟すぎる」といったコメントも寄せられた。

轟といえば、第51話（6月10日放送）で、戦地から復員し、よねと再会した際に亡くなった同郷の親友、花岡悟（岩田剛典）に抱いていた心情を吐露したこともあった。この日のシーンに当時を思い出した視聴者も少なくなく、「花岡の時は報われなかったから幸せになってほしい」「花岡くんへの気持ちの整理がやっとついたんかな……幸せになってくれ、俺たちの轟」というポストもあった。