スーパーマリオ新作映画が26年4月24日公開 宮本茂氏のサプライズに「今夜のニンダイはすごいことになる」ファン期待

京都・四条通の地下道の壁面に広がる任天堂の「スーパーマリオ」シリーズの世界を表現したグラフィック（渡辺恭晃撮影）

任天堂とアニメ制作会社のイルミネーションは18日、日本における「スーパーマリオ」の新しいアニメ映画の劇場公開日が2026年4月24日に決まったと発表した。

任天堂のX（ツイッター）公式アカウントは18日、“マリオの生みの親”である宮本茂氏のメッセージとして「宮本です。今晩はNintendo Directの放送がありますが、その前にひとつお知らせをさせてください。スーパーマリオの新たなアニメ映画の日本での公開日が2026年4月24日に決まりました。楽しい映画になるように、イルミネーションのチームと一緒に取り組んでいますので、引き続き楽しみにしてください」と投稿した。

任天堂は今年3月、スーパーマリオの新作映画を「米国を含む多くの国と地域」で26年4月3日に、その他の国と地域では26年4月中に劇場公開すると予告。新作映画は米国から3週間遅れて日本で公開されることになる。Xではファンが「マリオ新作、楽しみにしてます」「さらりとすごい発表ありがとうございます！」「期待して待ってます」などと盛り上がった。一方で前作と同様に日本公開が遅れることに「3週間は耐えねば」とする投稿もあった。

この日、同社はNintendo Switch向けの新作ソフトを紹介するNintendo Direct（ニンテンドーダイレクト）を23時にインターネット配信する予定。配信に先行して映画の新情報が発表される格好になったため、ファンは「ニンダイではもっとすごい発表があるのでは」と期待を高めている。

任天堂は自社のIP（知的財産）の活用を戦略に掲げていて、23年に公開したアニメ映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は世界興行収入が13億6千万ドル（約2千億円）を超える大ヒットになった。スーパーマリオと並ぶ任天堂の人気ゲームシリーズ「ゼルダの伝説」の実写（ライブアクション）映画も発表されている。