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朝ドラ「虎に翼」“発芽玄米”小橋(名村辰)の言葉に寅子(伊藤沙莉)だけでなく視聴者も感激「株爆上がり」「寄り添ってくれたのはきっとタッキー」

iza(イザ!) / 2024年8月28日 10時39分

大池玄太(斎藤汰鷹)、丘崎春子(垂水文音)、益岡良助(岩田奏)、小橋浩之(名村辰)


NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第108話が28日、放送され、東京家裁の“ヒラ判事“小橋浩之(名村辰)が口にした言葉に多くの視聴者が共感。その髪型から“発芽玄米”の愛称で親しまれてきた小橋の「見せ場」を受け、SNSに大きな反響が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子を演じている。ドラマは第22週「女房に惚れてお家繁盛?」(第106~110話)が放送されており、弟の猪爪直明(三山凌輝)から頼まれ、寅子が裁判官の仕事に興味を持つ中学生たちに向けた勉強会を開催。そのなかで社会進出した女性が問題に巻き込まれた判例を説明すると、参加した益岡良助(岩田奏)が、女性は働く必要ないと持論を述べ「女は働かなくてもいいんだ。そっちの方が得だろ?」と質問した。良助の発言に困惑する寅子たちだったが、小橋だけは「そう。分かる!」と賛同。「別に勉強しなくていいなら働かなくていいなら頑張りたくないよな。そっち選びたいよな」と語りかけ、その場で立ち上がると、「今日も来たくて来たんじゃないんだよな? 親に無理やり行けって言われたか?」と尋ねた。

うなずく良助に小橋は「先生や周りが構ったり優しくするのは優等生か、こいつみたいな不良で中途半端な俺たちはいないも同然。できる男と比べられるのも嫌なのに、更にできる女とも比べられる! 頑張らなくてもいいのに頑張る女たちに無性に腹が立つ! そう、分かる、分かるよ〜」と共感し、「そんでお前が想像しているとおり、その苦しさはずっと続くし、お前はこの先の人生ずっとできるやつらと比べられ続ける」と続けた。席を離れ、良助に歩み寄った小橋はさらに「平等ってのはさ、俺たちみたいなやつにとって、確かに損なところもたくさんある。でも、そのいらだちを向ける時、お前、弱そうな相手を選んでないか? この先、どんな仕事をして、どんな人生を送ろうと、弱そうな相手に怒りを向けるのは何にも得がない。お前自身が平等な社会を拒む邪魔者になる」と熱弁。そのうえで「まぁ一番になれなくてもさ、お前のことをきちんと見てくれる人間は絶対いるからさ」と語りかけ、「って悪い。裁判官も法律も何も関係ない話しちゃったな」と我に返って自身の言動を謝罪した。しかし寅子は「いいえ! とってもいいお話だった!」と感激した。

小橋と言えば、寅子が明律大女子部法科に通っていた当時、志望者を増やすために行った法廷劇を冷やかして妨害。また寅子が明律大法科に進学して同級生になってからも、寅子の父が「共亜事件」で逮捕され、寅子が学校に通えなくなった際も「俺なら、さっさと退学届を出すけどな」などと周りを凍らせる発言をし、同級生の轟太一(戸塚純貴)に鉄拳制裁を浴びたこともあった。寅子と同じ職場で働くようになってからも相変わらずの減らず口で、これまでも寅子とは言い争いが絶えなかった。

そんな小橋が“発芽”したことに多くの視聴者が感激。SNSには「なんて立派になったんだ」「めちゃめちゃ輝いていた」「まさか発芽玄米の言葉に感動」「小橋株爆上がり!」「まさかウルっとする日がくるとは」などのコメントがズラリと並んだ。また「これまでの彼のおかれた立場がやっと理解できた」「ずっと続いた苦悩だったんだ」という声や、「きちんと見ててくれる人はいる」という言葉に、「寄り添ってくれたのはきっとタッキー」などと最高裁判所家庭局長の多岐川幸四郎(滝藤賢一)を思い浮かべるドラマファンもいた。

この日の放送後、名村が自身のX(旧ツイッター)を更新。「学生たちの未来が明るくあってほしい。作品の中も現実も。もちろん自分の未来も」とポストすると、ファンから「泣かされた」「司法にいてくれる安心感」といったコメントが寄せられた。


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