今年はCreepy Nuts、都知事選、猫ミームなどに注目集まる 国内のYouTube視聴傾向

Creepy NutsのＤＪ松永、Ｒ―指定

Google日本法人は11日、日本国内における動画共有サービスYouTubeの年間ランキングや視聴傾向を発表した。再生回数が2億8000万回を超えた音楽ユニットCreepy Nutsのヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born（ブリン・バン・バン・ボーン）」が特に注目を集めたという。

同社は今年のYouTubeの傾向を「国内 注目されたトピック」の10選と、「国内 トップ楽曲」「国内 （短尺動画の）トップショート楽曲」「国内 トップ登録者増加クリエイター」のトップ10でまとめた。

「注目されたトピック」の10選には「東京都知事選挙（2024年）」「令和6年能登半島地震」「パリ五輪（2024年）」といった国民的関心事や、大活躍の1年だった大谷翔平投手が所属する「ロサンゼルス・ドジャース」などが入った。芸能関連では「Creepy Nuts」と若者に人気のクリエーター「しなこ」が注目を集めた。サブカル関連ではビデオゲーム「ゼンレスゾーンゼロ」、アニメ「しかのこのこのここしたんたん」「葬送のフリーレン」、猫を切り抜いた動画で短いストーリーを作る「猫ミーム」が選ばれた。

「トップ楽曲」の1位は「Bling-Bang-Bang-Born」、「トップショート楽曲」の1位はマルチクリエーター、こっちのけんとの「はいよろこんで」だった。「Bling-Bang-Bang-Born」は「トップショート楽曲」の2位にもランクインしており、同社は「動画のジャンルやフォーマットの垣根を超えて広がっていくことが、2024年のトレンドの特徴のひとつと言えます」と分析した。また「トップ登録者増加クリエイター」の1位は「ブルーシー【Blue Sea】」だった。