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尾碕真花、朝ドラ「虎に翼」でブレイク 1月期は工藤美桜と連ドラ「コールミー・バイ・ノーネーム」でダブル主演

iza(イザ!) / 2025年1月2日 8時0分

尾碕真花 撮影:中村嘉昭 晴れ着提供:「ジョイフル恵利」「振袖ハクビ」

小さな顔と長い手足が遠目からでもひと際目を引く。オスカープロモーション恒例の「新春晴れ着撮影会」への参加は今回で6回目で、今年のポイントは、桜などの模様があしらわれている生地のベースにある矢羽根模様。候補の着物は白や黒などほかにもあったが、「まだ24歳なので、24歳のうちに着られるものとしてこの緑の着物を選んでみました」と笑顔を見せる。

年女だった昨年は飛躍の年だった。なかでもNHK連続テレビ小説「虎に翼」で見せた演技は好評を呼び、物語の後半を盛り上げた1人として初めての朝ドラで視聴者に強い印象を残した。名場面が多い「虎に翼」だが、自身が演じた星のどかの見せ場の1つが、第109回で描かれた家族4人で麻雀を打った場面。のどかは一発逆転を狙って「九蓮宝燈」をテンパイし、“伝説の役満”まであと一歩のところまで迫ったが、雀卓を囲んでいた1人が腹痛を起こしてしまい、対局はそのまま終了となった。のどかの逆転劇はなかったが、彼女の性格を表すような細かいエピソードで、その演出は当時SNSをにぎわせた。

本人によると、台本にはそこまで細かいことは書かれておらず、監督の「それぐらいやったほうが面白い」という一言でこの流れが決まったたという。「虎に翼」に出るまで麻雀は未経験。この作品に出るために牌の触り方から練習を始めた。その後、麻雀の面白さが少しずつわかるようになり、今では麻雀アプリをスマホで楽しんでいる。ちなみに自分の性格を分析すると、一発を狙う「のどかのようなタイプ」だが、「麻雀に関しては、なかなか役が覚えられなくて、結果的に“コツコツ”タイプになっちゃってます」と笑う。

高知県出身で、子供のころは「気の強い元気な女の子」。芸能界入りを目指したのは、そのスタイルの良さを周りにほめられたことがキッカケで、小学生6年のとき、憧れの上戸彩を輩出した「全日本国民的美少女コンテスト」に応募した。第13回の同コンテストで審査員特別賞を受賞し芸能界入り。2019年「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(テレビ朝日系)でヒロインのアスナ/リュウソウピンクを演じたことが大きな転機になった。連日、芝居と向き合ったことで自分のなかで意識が変化。「この仕事でプロ意識が芽生え、真剣にやっていこうと思うようになりました」と振り返る。

その後もたくさんの映画やドラマ、舞台に出演してきたが、前述の「虎に翼」や「騎士竜戦隊リュウソウジャー」といった早い時間帯に放送される話題作に出演してきたためか、どちらかというと「朝の作品で活躍」というイメージが強い。そんななか、今年は彼女の新しい一面が見られそうだ。「ガールズラブ」をテーマにした「コールミー・バイ・ノーネーム」(MBSほか、9日スタート)で連続ドラマ初主演(工藤美桜とのダブル主演)を務める。「朝の作品では見られない、ちょっとダークで濃いめな世界観の深夜ドラマです。今っぽいガールズラブのキュンキュンするという内容ではなく、キャラクターの心情などにフォーカスを当てた作品。テーマを知らないで見た方は『これ、ガールズラブのドラマだったんだ』って、あとから気付くような感じだと思います。自分でも新しい一面が見せられるんじゃないかと、少しワクワクしています」

節目の25歳を迎える2025年。今年の尾碕真花も楽しみだ。

尾碕真花(おさき・いちか)

2000年12月2日生まれ、高知県出身、12年「第13回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞し芸能界入り。主な出演作に「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(19~20年、テレ朝)、「全裸監督2」(Netflix、21年)、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22年)、NHK連続テレビ小説「虎に翼」(24年)、Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」などがある。


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