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朝ドラ「おむすび」第10週(12月2日~)結(橋本環奈)は改めて阪神大震災の悲惨さ知る、翔也(佐野勇斗)はスランプに陥り…【あらすじ】 

iza(イザ!) / 2024年11月30日 8時15分

聖人は、神戸市役所に勤める若林建夫(新納慎也)から、孝雄が震災後に復興に尽力してきたが、アーケードが完成した途端もとの状態に戻ってしまったと聞いた。震災から10年、街は復興したが、そこで暮らす人たちの心の復興は遅れていた。

ある朝、結が献立を作り直していると沙智がやって来た。結は、支えられる側の気持ちを理解していなかったことを涙ながらに嘆いた。見かねた沙智が声をかけ、体重や目的によってメニューは変わると教え、「もう一回考えよう」と結に寄り添った。その頃、孝雄との関係を修復したい聖人は、孝雄が営む靴店を訪ね、古い靴の修理を頼んだ。初めての給与で買った大事な靴で、どうしても職人の孝雄にやってほしいと頼む。孝雄は時間がかかっても知らん、と言いながらも受け取り、聖人は感謝を述べた。

翔也の献立を結と一緒に作り直しながら沙智は、どうしてもお腹がすいた時はビタミンB1を多く取れて、栄養バランスもいい豚まんを勧めた。そして突然、協力してくれた理由を結が聞くと、沙智は自分の過去を話し始めた。高校時代、中距離の陸上選手で五輪候補にまでなった沙智は、コーチの指示で減量。結果、摂食障害を起こし、その後、疲労骨折や貧血で長い間、入院を経験していた。自分のような若いアスリートを1人でも減らすため、1日も早くスポーツ専門の栄養士になりたいと言い、「こっちは命がけでやっとうのに、ギャルとかなめんなって」と結に怒っていた理由を話した。結は「好きなことを貫いとう人は、みんなギャルやろ」。沙智が初めて結の前で笑った。その日の放課後、結は同じ班の沙智、湯上佳純(平祐奈)、森川学(小手伸也)を誘い、4人でプリクラを撮った。

「おむすび」第10週「人それぞれでよか」あらすじ

結は若林から、子供防災訓練の炊き出しを手伝ってほしいと頼まれる。栄養専門学校の桜庭真知子(相武紗季)に相談したところ、授業で炊き出しの献立を考えることに。だが、震災当時に幼かった結は、災害時にどんな献立を作ったらいいか分からない。そこで、震災時に避難生活を経験した商店街の佐久間美佐江(キムラ緑子)たちに話を聞き、当時の惨状を知る。

一方、社会人野球で頑張っていた翔也はスランプに陥ってしまう。


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