「東京タワー」陽子（YOU）「疫病神！」に朝ドラファン反応！ 「カムカム」では上白石萌音に…甲本雅裕との場面に「安子パパと稔さんママw」

「東京タワー」最終回の場面写真（C） テレビ朝日

King＆Prince・永瀬廉が主演する連続ドラマ「東京タワー」（ テレビ朝日系、土曜後11・0）の最終回が15日、放送され、主人公、小島透（永瀬）の母、陽子（YOU）が透と不倫する浅野詩史（板谷由夏）に「疫病神！」と放った場面に、一部の朝ドラファンらが反応。2021年度後期に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」がSNSで話題になる一幕があった。

2001年に刊行され、05年に黒木瞳、岡田准一で映画化もされた江國香織さんの同名恋愛小説が原作。今作では、21歳の青年、透と、20歳以上年の離れた人妻、詩史の美しくも許されない愛を令和という新しい時代ならではのストーリーとキャラクターで描いた。

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」　安子を責め立て、「あんたは疫病神じゃ。とっととこの家から出ていかれえ！」と言い放った

最終回では、「もう詩史さんのいない人生なんて考えられない」「一緒に暮らそう」などと前のめりになる透だったが、若く未来がある透のことを思う詩史は、答えをはぐらかした。一方、詩史の夫、英雄（甲本雅裕）は、陽子のもとを訪れ、透と詩史の関係を暴いていた。衝撃の事実を知った陽子は帰宅した透を問いただすが、逆上した透から「散々好き勝手に生きてきた人に言われたくない」と言い返されてしまい、透は荷物をまとめて家を出てしまった。

後日、雑誌の編集長をしている陽子が詩史を取材することになり、カメラマンら仕事関係者が大勢いる前で詩史の不倫を暴露。詩史にワインをぶちまけて糾弾し、「疫病神！　二度と透に触らないで！」と警告した。また英雄も詩史に離婚届を差し出し、「後悔すればいい」といって出て行った。

その後、詩史は仕事でパリに行くことになったと透に報告した。自分は自立した女性ではなく、1人でいるのが怖くていい妻のフリをしていたと明かした。そして、さみしさを埋めるために透と一緒にいると依存してしまうとし、「あなたに寄りかかって生きる人生の方がもっと怖い」「自分を愛せるのは自分だけだ」などと伝え、別れを告げた。透も「分かったよ」と応え、そんな詩史を送り出すことを決めた。

透と詩史の関係が終焉を迎えたころ、陽子は英雄と立ち飲み居酒屋で話し込んでいた。詩史と離婚し、自由にしてあげたことを優しいとほめる陽子に、英雄は「一度決めたら揺るがない女ですからね。悪あがきはしませんよ」と返答。「私はその女に片腕一本もぎ取られた気分ですけど」と愚痴りつつ、残った腕で透を支えていくと話した。

YOUといえば、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に、ヒロインの1人である雉真安子（上白石萌音）の義母、美都里役で出演。劇中で、長男の稔（松村北斗）が戦死したことで安子にきつく当たり、「あんたは疫病神じゃ。とっととこの家から出ていかれえ！」と言い放ったことが話題になっていた。また、その安子の実父、橘金太を演じたのが甲本だった。

陽子が詩史に「疫病神！」と言い放ったことに、朝ドラファンが鋭く反応。SNSで「YOUさんの疫病神！　に朝ドラ思い出した」「YOUさんは何度転生しても『疫病神！』と言わされてしまう運命らしい…」と話題となったほか、YOUと甲本のツーショットに「安子パパと稔さんママw」「橘安子の父と雉真稔の母がどうこうなるエンドなドラマなんすか…？」といったコメントも散見された。