大谷翔平 悲願のワールドシリーズへ！「あとはそこを勝つだけ」 ジャッジとの対決にSNS興奮「勝った方が真のMVP」「最強が決まる」

初のワールドシリーズ進出を決めたドジャースの大谷翔平投手 (AP)

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手が20日（日本時間21日）、ワールドシリーズ（WS）進出を決めた。ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦で、ドジャースは本拠地でメッツを10-5で下して、2020年以来4年ぶり25回目のリーグ優勝を果たした。

大谷は「1番・指名打者」で先発出場。ドジャースは1点ビハインドの初回、大谷の中前打を皮切りに、テオスカー・ヘルナンデス、エドマンの連続安打で2点を奪い逆転。三回には4点を奪うなどリードを広げた。大谷は六回の第4打席、中前に適時打を放つなど2安打1打点でチームの勝利に貢献した。試合後、大谷は「ずっとプレーしたいと思った場所。あとはそこを勝つだけ」とWS制覇への思いを口にした。

25日（日本時間26日）から開幕するWSでは、ア・リーグを制したヤンキースと43年ぶりの夢の対戦が実現。しかもともにリーグ本塁打、打点の2冠に輝いた大谷とジャッジが世界一をかけてぶつかるとあってファンは大興奮。X（旧ツイッター）には「勝った方が真のMVP」「ジャッジと大谷が激突で激アツ」「ついにどっちが最強か決まる！」「見どころ満載だな」と対決を心待ちにするコメントが殺到。東西の“名門対決”についても「めっちゃ面白マッチアップ」「大谷の初出場のワールドシリーズの相手がヤンキースってマンガみたいな人生」といった声もあった。

また今季からメジャーに移籍した同僚の山本由伸投手は昨季までオリックスでパ・リーグ3連覇していたため、「一人だけ4連覇」「オリックスで日本一、WBCで世界一、メジャー移籍して優勝ってもってる男だ」と感嘆するコメントが見受けられた。

ドジャースはヤンキースとこれまでWSで11回対戦（本拠地がニューヨーク・ブルックリンだった時を含む）。通算3勝8敗となっている。ドジャースは最後の対戦となった1981年にヤンキースを破って、WSを制している。