「あの子の子ども」ラスト2分で地獄展開、妊娠した福（桜田ひより）にクラスメイト嫌がらせ…SNS「つらすぎ」「最終回どうなる？」

「あの子の子ども」第11話場面写真 （C）カンテレ

女優の桜田ひよりが主演を務める連続ドラマ「あの子の子ども」（カンテレ・フジテレビ系、火曜後11・0）の第11話が10日に放送され、ラスト2分の展開に視聴者が戦慄した。ドラマは17日に最終回が放送される。

第47回講談社漫画賞・少女部門（2023年度）を受賞した蒼井まもるさんの同名少女漫画が原作の連ドラ。「高校生の妊娠」をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップル、川上福（桜田）と月島宝（細田佳央太）を描く。

この日の放送で、福は妊娠したことを担任の沖田侑斗（橋本淳）に相談。学校に通い続けることが可能かを尋ねた。教え子の突然の報告に、沖田は驚きのあまり言葉を失うが、このまま高校を卒業したいという福の思いに「頑張ったんだな」と涙を流した。しかし、生活指導の山田（松角洋平）は、福が学校に残ることに猛反対。好奇の目で見られることは覚悟していた福だったが、改めて山田から学校やまわりの生徒に及ぼす多大な影響について聞き、親友の矢沢望（茅島みずき）にも妊娠を打ち明けることをためらう。

その矢沢は、変わらず自分を思ってくれるクラスメイト、飯田智宏（河野純喜）に、あることを打ち明けようとしていた。ところが、いつものようにコンビニの前で福のためにひよこラムネを開けていると、飯田のSNSの通知音が鳴り、2人の目に福のある写真が飛び込んできた。

福のスマホに、「やざわ」という表示で電話がかかってきた。電話をかけてきたのは飯田で、福にSNSのアカウントを消し「メッセージを開くな」とだけ注意し、通話を切った。戸惑いながらも福がSNSを開くと、見知らぬ人物からフォローをしたという通知がひっきりなしに届き、福は混乱しながらすぐにアカウントを削除。福のアカウントには「妊娠中」と書かれた福の写真があり、それを見た矢沢は福をブロックした。

翌日、福が登校すると、クラスメイトたちの態度がよそよそしく、机には「避妊してね」と書かれたコンドームが置かれていた。福がそれを目にした途端、クラスがざわつき、福が教室を飛び出して階段を降りると、登校してきた矢沢と遭遇した。しかし、矢沢は福に目を合わせることなく、黙って階段を上り、教室へと向かった。

地獄のような展開が続いたラスト2分に、視聴者は騒然。SNSには「きっっつ…」「あー無理この空気」「つらい。ずっとつらい。余韻ですらつらい」といった声が殺到。「やってることえぐすぎ。誰がやったのほんと許さない」「スマホ見て拡散した奴誰だよ」「拡散した奴最低すぎる」「おい、誰や、そんな幼稚なことしてくるやつ！！」と怒ったり、「最終回どうなるの？」「この展開、あと5週ぐらいないと完結できないのでは？」などと戸惑う視聴者もいた。