佐藤龍世 左手首骨折で抹消 外崎に続く離脱に「お前もか…」「ほんと呪われている…」とレオファン悲痛

西武・佐藤龍世（撮影・渡辺大樹）

プロ野球、西武の佐藤龍世内野手が13日、左手首骨折の影響で出場登録を抹消された。12日のセ・パ交流戦、広島戦で連敗を8で止めた西武だったが、再びチームを支える主力の離脱にファンからは嘆きの声が上がった。

11日の広島戦で0－2とリードされた八回に2号ソロを放った佐藤龍。しかし12日の広島との2回戦で二回の第1打席でファールを打った際に違和感を訴え、五回の第2打席で代打を送られ瀧澤夏央内野手と交代していた。佐藤龍はこの日、「左有鈎骨（ゆうこうこつ）骨折」と判明し、登録を外れた。

西武は、新外国人のヘスス・アギラー内野手が先月8日に右足首痛で離脱。今月5日には外崎修汰内野手が左ももの張りで戦列を離れた。内野の要となる選手たちの相次ぐ抹消のなかで一塁、二塁、三塁が守れるユーティリティプレーヤーの佐藤龍は、貴重な戦力だった。

リーグ戦でも、現在行われている交流戦でも最下位に沈む西武。佐藤龍の骨折はチームにとって、さらに厳しい状況となり、ショックを受けるファンは多く、X（旧ツイッター）には「お前もか…」「龍世が骨折―――――」「マジか」「さすがに離脱はあかんって」「ほんと呪われている…」と悲痛な声が殺到。また「待っているからしっかり治して」「ちゃんと養生して戻ってこいよー！」とエールを送るファンもいた。

佐藤は、昨シーズン91試合に出場し、打率2割6分3厘、3本塁打、16打点をマーク。プロ6年目を迎えた今季はここまで51試合に出場。打率こそ1割9分7厘だが、2本塁打、14打点をあげていた。