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長谷川博己主演「日曜劇場『アンチヒーロー』」プロデューサーが語る印象的だったシーンや最終回見どころ「プチ注目ポイントは…」 そして気になる続編は?

iza(イザ!) / 2024年6月15日 10時0分

「アンチヒーロー」第10話 (右から)明墨正樹(長谷川博己)と伊達原泰輔(野村萬斎) (C)TBS

俳優の長谷川博己が主演を務める「日曜劇場『アンチヒーロー』」(TBS系)の最終回(第10話)が16日、放送される。視聴者に「正義の反対は、本当に悪なのだろうか?」を問いかける「弁護士ドラマ」の枠組みを超えた完全オリジナルの連ドラで、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士、明墨正樹を長谷川が演じる。明墨を証拠隠滅罪に問う裁判で担当検事を買って出た検事正、伊達原泰輔(野村萬斎)との因縁対決の行方と、12年前の糸井一家殺人事件で死刑判決が下された志水裕策(緒形直人)の冤罪を証明できるかが大きな焦点となるなか、飯⽥和孝プロデューサーがインタビューに応じ、これまで寄せられた反響への感想や、25分拡大版で放送される最終話の見どころなどについて語った。

「アンチヒーロー」これまでの流れ

これまであらゆる手段を使い、検察や政治家、警察による不正を暴いてきた明墨だが、これまで手がけてきた事件にはある共通点があった。すべての事件は、12年前に千葉で起きた糸井一家殺人事件に繋がっており、明墨はこの事件の容疑者として死刑判決を受けた志水の冤罪を晴らすため、事件に関与した関係者たちの不正を追及してきた。

明墨は、事件の重要な証拠となる動画を入手するため、過去の裁判で無罪へと導いた緋山啓太(岩田剛典)に協力を依頼。その映像とは、志水の冤罪の可能性を最初に指摘し、調査を続けるなかで病死した元同僚の桃瀬礼子(吹石一恵)がずっと探していたものだった。12年前当時、闇バイトに手を染めていた緋山が元締めの指示で盗撮したその動画は、事件と同時刻に撮影されたもので、そこには、糸井家で人を殺しているはずの志水が公園を歩く姿が映り込んでいた。見つかれば事件を根底からひっくり返すアリバイ動画だったが、明墨の動きを察知して先回りした伊達原の手によりすでに破棄されていた。

新たな証拠が必要になった明墨は、殺害に使用された薬物の鑑定結果が改ざんされていたと確信したが、当時の科捜研の担当者はすでに他界。行き詰った明墨は逆に、緋山の殺人を隠したとして逮捕されてしまった。彼を陥れたのは、明墨の部下、白木凛(大島優子)から物的証拠の提供を受けた伊達原だった。最終回で、明墨を証拠隠滅罪に問う裁判が始まる。担当検事は伊達原。法廷で因縁の対決が繰り広げられる。

--まず、これまでの撮影を振り返って、印象的だったシーンを教えてください

「第1話の(明墨が接見室で仕切り窓の向こう側の人物(緋山)に語る)オープニングシーンは、撮影が2カ月ぐらい進んだあとに撮りたいと決めていました。当然、このシーンが8話と繋がることもありますが、視聴者が初めて見る明墨先生を、より成熟したキャラクターにしてから撮りたいと思っていたので、あの撮影は思い入れがあります」

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