北山宏光主演「君が獣になる前に」6月14日OA第11話あらすじ 琴音（玉城ティナ）は神崎と宮ノ森（鳴海唯）を相次いで失い、邪悪な獣が静かに動き出す

神崎一（北山宏光）（C）「君が獣になる前に」製作委員会

元Kis-My-Ft2の北山宏光が主演を務める連続ドラマ「君が獣になる前に」（テレビ東京系）の第11話が6月14日深夜（0時12分～）に放送される。

累計200万部を超えた人気漫画「君が僕らを悪魔と呼んだころ」（講談社）の作者、さの隆氏の最新作で、ヤングマガジン（同）に連載された「君が獣になる前に」を実写化。人間の暗部をとことん抉る戦慄のノワール・サスペンスだ。神崎一（北山）は、幼なじみで若手人気女優の希堂琴音（玉城ティナ）が起こした史上最悪の毒ガステロ事件「The Beast」を防ぎ、琴音を救うために、琴音の友人の若手女優、宮ノ森真由（鳴海唯）と協力し何度もタイムリープしてきた。

「君が獣になる前に」第10話振り返り

琴音を食い物にしてきた実業家、大久保玄奘（高橋光臣）が殺され、組織に深くかかわっていた外務副大臣、井上隆（冨家ノリマサ）は、防犯カメラに映った神崎の画像を、琴音のマネジャー、塩見優（戸田菜穂）に見せ、身元を特定。自身の娘で汚れ仕事をさせているカンナ（ベッキー）に「神崎抹殺」を指示した。

神崎が玄奘を殺したことに気付いた宮ノ森は、テロに巻き込まれないようそばで見守っていた琴音への恋愛感情を秘めながらも、琴音の身を守るために一番必要なのは神崎だと確信。琴音が“獣”になる連鎖を止めるため、塩見に、タイムリープや玄奘と彼が仕切っていた性接待場「ビスケットルーム」など、琴音とテロ事件に関連して自分が見聞きしてきたことすべてを伝えた。塩見は、神崎が幼なじみの琴音を守るために玄奘を殺したと知り、彼が抹殺される手助けをしてしまったことを後悔した。

そのころ、神崎は自分の過去、琴音や多くの人たちの未来を背負い、目的を果たした最後の贖罪として「俺を終わらせる」と決意。ビルの屋上に立ったところで、カンナが現れ、神崎を狙って拳銃のトリガーを引いた。だが神崎はその動きよりも一瞬早く屋上から身を投げて自殺を図った。

宮ノ森は神崎と琴音が一緒にいるべきだと考え、神崎に電話したものの、どれだけ待っても応答はなかった。そこに琴音が戻ってきたが、テロに巻き込まれて犯人の琴音に恨みを持ち、新たにタイムリープした高校生、鳥飼真人（南出凌嘉）が背後から忍び寄った。真人は手にした手製の銃を琴音に向けて発砲。凶弾は琴音をかばった宮ノ森にあたってしまった。

「君が獣になる前に」第11話あらすじ

身を挺して守ってくれた宮ノ森が絶命して悲しむ琴音のもとに、追い討ちをかけるように、塩見から神崎の訃報が届く。

自らもタイムリープしてテロ事件の経緯を知る刑事、柳信一郎（深見元基）は、琴音襲撃事件の映像を確認し、タイムリープ前のテロ現場で見かけた真人の存在を思い出した。そして獣の連鎖を終わらせるため真人のもとへ向かう。

命をかけて守られた琴音だったが、邪悪な獣は誰にも気づかれず静かに動き出そうとしていた。