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朝青龍も「よくやったな!」 おいの豊昇龍が横綱昇進 立浪親方デレデレ「叔父さんに似ているけど…素直でいい人間」「かわいくて仕方ない」

iza(イザ!) / 2025年1月29日 12時31分

横綱昇進の伝達式を終え笑顔で騎馬に乗る豊昇龍 =東京都台東区の立浪部屋(撮影・尾崎修二)

日本大相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲春場所の番付編成会議と臨時理事会を開き、大関の豊昇龍=立浪部屋=の第74代横綱昇進を満場一致で承認。第68代横綱、朝青龍のおいとしても知られているが、師匠の立浪親方は「素直でいい人間」と人間性のよさに太鼓判を押した。

午前9時30分すぎ、協会から使者として境川親方(元小結両国)と大鳴戸親方(元大関出島)が部屋を訪問。伝達式で豊昇龍は「謹んでお受けします。横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃(きはくいっせん)精神で精進いたします。本日は誠にありがとうございました」と口上を述べた。

優勝を決めた初場所からこの日までの3日間は緊張してあまり眠ることができなかったという新横綱。伝達式後の会見で「ワクワクしていました。言うことないくらいうれしい」と満面の笑みを見せた。念願の横綱を誕生させた立浪親方も「本当にうれしいです。横綱を育てたということに感激している。こんな弟子を持って幸せだと思った」と思いを明かした。

豊昇龍といえば、朝青龍のおいとしても有名。「自分が子供の時から見てきた。横綱ではなく、叔父さんとして見ていた。こんなにすごい人なんだと感じた。感動した。自分もそれくらい頑張らないといけない。同じ(地位)になって恩返しできた」と感謝。28日に電話で報告した際には「よくやったな。横綱だな。協会の看板なんだから考えていきなさい」とエールを送られ、「しっかりやっていきます」と答えたという。

また横綱としての豊昇龍に対して立浪親方は「相撲で強いのは当たり前。精進して強くなるのと、人間的にも立派というか『立派な人』といわれるようになってほしい」と期待を口にし、「叔父さんと似ているからいろいろ言われるけど『素直な人間』」と強調すると新横綱も笑顔。続けて師匠は「尊敬される人間になれるように私も指導していきますし、そうなってくれると思う。温かく見守ってほしい」と弟子の人間性をアピールした。豊昇龍も「横綱になっても僕から叔父さんの名前を離れることない。自分がやっていくことをしっかり考えてやっていかないといけないと思う」と気を引き締めた。

初場所では綱取りのプレッシャーから8、9日目に連敗。優勝争いから一時後退した。それでも親方から「勝つのはどうでもいいので、楽しくやればいい」と声をかけられたことで気持ちを切り替えたことが賜杯を手にできた要因だったという。そんなエピソードを優勝後に明かしていた豊昇龍に親方も「そういうところが彼の人たらしなところ。かわいくて仕方ない」と目じりを下げた。

豊昇龍と立浪親方のやり取りにX(旧ツイッター)には「師匠と弟子の関係が尊い」「親方への信頼がいいね」「相思相愛なのがとってもいい会見だった」「かわいくてしょうがないのが伝わった」と師弟関係にほっこりする人が多く見受けられた。

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