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日テレ「24時間テレビ47」放送決定 募金着服事件を謝罪、チャリティーの本質を見つめ直す“決意”を込めた「愛は地球を救うのか?」がテーマ

iza(イザ!) / 2024年6月20日 11時52分

「24時間テレビ」のロゴ (C)日本テレビ

日本テレビ系で8月31日、9月1日に放送される「24時間テレビ47」のテーマが、これまで続いていた「愛は地球を救う」から「愛は地球を救うのか?」に変更された。20日朝に放送された情報番組「ZIP!」(同局)内で発表された。

「24時間テレビ」は1978年に第1回が放送され、46年間で総額433億64万3146円の寄付金が集まった。寄付金は、番組を放送する全国31社の放送事業者で組織される公益社団法人「24時間テレビチャリティー委員会」を通して、国内外の被災地へ迅速な災害復興支援、全国各地からの要望に応える福祉車両の贈呈、全国食支援活動協力会と共に子ども食堂の支援などにあてられ、多岐にわたるチャリティー活動を長年続けていた。そんななか、昨年、同委員会の1社で寄付金を着服していたことが発覚。この日、番組内で水卜麻美アナウンサーが「去年の11月、24時間テレビのチャリティ委員会の一社で寄付金の着服という事態が発覚しました。改めて心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、外部の弁護士を交え再発防止策を作り「皆様に信頼していただけるよう、努めて参りたいと思っています」と決意を述べた。

この日の放送で、「『今年、24時間テレビを放送して良いのだろうか?』。善意で成り立つ根幹が揺らぐ事態に番組制作が中断」と振り返り、「失った信頼はすぐに戻せない。一方で支援を待っている方々が全国にいることも事実」と葛藤しながらも、第1回から掲げ続けたテーマ「愛は地球を救う」から番組の在り方を問う「愛は地球を救うのか?」への変更を発表した。同局は今後について「お預かりした大切な寄付金を、支援を必要とする方々に責任をもって届け続けるため、再発防止策を講じ、安心・安全な募金活動の実現をお約束すると共に、真摯(しんし)にチャリティーと向き合い、信頼回復に努めて参ります」と説明した。

また、チャリTシャツのデザインをスタジオジブリの宮崎吾朗監督が手がけたことも発表された。番組が向き合う「Will Love Save the Earth?(愛は地球を救うのか?)」というテーマをイラストで表現。キャラクターは、今回の24時間テレビのために描き下ろされた。スタジオジブリがチャリTシャツのデザインを手掛けるのは10年以来、14年ぶり。宮崎吾朗氏は初めてとなった。


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