「笑うマトリョーシカ」9月6日OA最終話あらすじ 自分の考えを吸収して言葉にする清家（櫻井翔）に道上（水川あさみ）は充実感を抱くが…

さらに、田所に対し「清家さんの論文を浩子さんの家から盗み出し、鈴木さんに送ったのはあなたですよね？　真中亜里沙さん」と発言。清家の学生時代の恋人で、浩子によって清家から引き離され失踪していたはずの亜里沙の名前が出てきたことに浩子や鈴木が動揺するなか、田所は「ダマしててごめんなさい。驚きましたよね〜」と不敵に笑い、自分が亜里沙であることを白状した。そして、清家が本当に信頼してすべてを預けていたのは自分だったと述べ、浩子や鈴木に邪魔されないよう、彼をたきつけて自ら失踪したふりをしたことや清家をコントロールしながら会っていことを明かした。しかし3年前に亜里沙は清家に捨てられていて、てっきり浩子に奪い返されたと思い込み、顔を整形して身元を偽り近づいていたが、浩子にその気配がなかったため、鈴木の様子を探るため清家の論文を送りつけていた。亜里沙は自分から清家を奪った「ハヌッセン」を絶対に見つけ出すよう道上に迫り、鈴木の交通事故を仕組んだのは自分ではないと否定した。

愛媛から戻った道上は、浩子から受け取ったテープを再生。そこには、BG株事件の主犯格として逮捕され、その後に自殺した鈴木の実父、宇野耕介（河野達郎）と未公開株について話す諸橋が、宇野に羽生を紹介する様子が録音されていた。そんななか、清家に突然呼び出された道上は、彼の背後にいるハヌッセンは誰なのかと単刀直入に聞いた。清家は「僕のブレーンになってくれませんか？」と予想外の提案をした。

第11話あらすじ

清家から「僕のブレーンになってほしい」という突然の提案を受けた道上は、ブレーンとしてそばにいることで清家のハヌッセンを突き止められると考え、その提案を受け入れる。清家は、ことあるごとに道上に意見を求め、彼女の考えをそのまま吸収して自分の言葉にする。そんな清家を目の当たりにし、道上はある種の充実感を抱き始める。

山中は、一刻も早く羽生と諸橋がBG株事件に関与していた証拠を公開し、2人を失脚させるべきだと催促。道上は、政権と敵対すると清家のブレーンを降りることになると悩み始める。

■番組概要

［タイトル］ 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』

［放送日時］ 毎週金曜よる10：00～10：54