麒麟・川島明「『ザ・ノンフィクション』でやれ」

麒麟の川島明

お笑いコンビ、麒麟の川島明が12日、MCを務める朝のバラエティー番組「ラヴィット！」（TBS系）に生出演。ラストで流れた翌日放送予定のVTRに激しいツッコミを入れ、出演者たちの爆笑を誘った。

この日の終盤で、同局の田村真子アナウンサーが翌13日の放送内容を紹介。木曜レギュラーのお笑いコンビ、ニューヨークが、ゲスト芸人のために一緒に引っ越し先を探すコーナー「ニューヨーク不動産」で、芸歴26年目にして“いまだにブレイクを果たせていない”ピン芸人、TAIGAの家探しに密着することが紹介された。そのときに流れたVTRでは、TAIGAがデリバリーのバイトに精を出す姿や、家族だんらんのシーンのほか、公園のベンチに座るTAIGAが涙を流しながら「妻と子供が喜んでくれてるのがうれしい」「君が信じてたものは間違ってなかったよって言ってあげたい」などと口にする様子がアップで紹介された。

「ラヴィット！」の明るく元気なイメージとは真逆のしんみりとするような内容に、ワイプのなかの出演者らは「どう見たらええねん」などと笑いながらも困惑。画面が生放送のスタジオに戻ると、川島は思わずフジテレビの人気ドキュメンタリー番組を引き合いに、「『（ザ・）ノンフィクション』でやれよ！」とミスマッチのVTRにツッコんだ。これに田村アナは「やってきました、『ノンフィクション』回」と爆笑。川島は苦笑いを浮かべながら「いらんねん。もうニューヨーク映ってへんやんか！」と再度ツッコミを入れていた。

川島は、1979年2月3日生まれ、京都府宇治市出身。お笑いコンビ、麒麟のボケ担当。99年に田村裕と麒麟を結成、2001年には第1回M-1グランプリで決勝進出し、知名度を上げた。04年、NHK新人演芸大賞の演芸部門大賞を受賞、05年、上方漫才大賞の新人賞を受賞、MBS新世代漫才アワードに優勝。現在出演のレギュラー番組は「ラヴィット！」（TBS系）、「ウワサのお客さま」（フジテレビ系）、「ベスコングルメ」（TBS系）、「サンデーPUSHスポーツ」（日本テレビ）など。趣味はゲームと競馬、特技はイラスト。