朝ドラ「虎に翼」追加キャスト発表 「おちょやん」毎田暖乃が優未、余貴美子は航一（岡田将生）の継母演じる

連続テレビ小説「虎に翼」に佐田優未役で出演する女優の毎田暖乃（NHK提供）

NHKは30日、現在放送中の連続テレビ小説「虎に翼」に毎田暖乃と余貴美子が出演すると発表した。

女優の伊藤沙莉がヒロインの佐田寅子役を演じ、日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ。毎田は「おちょやん」（2020年度後期放送）に出演し、ヒロインの幼少期を好演したが、今作では主人公の佐田寅子（伊藤沙莉）の娘、優未役を務める。新潟での生活を終え、寅子とともに再び登戸の猪爪家に戻って来るところから登場し、落ち着いて物事をとらえて考え、寅子に率直に意見を伝えるしっかり者の少女に成長した姿を演じる。余が演じるのは、新潟地裁で判事を務める星航一（岡田将生）の継母、百合。初代最高裁長官を務めた夫、朋彦（平田満）亡き後も星家を守っている穏やかな女性で、航一の子供たちをかわいがっている。

毎田暖乃　コメント

「第20週より優未役にて出演させていただきます毎田暖乃です。『虎に翼』は一視聴者として毎朝すごく楽しみにしていた作品です。特にトラちゃんが優三さんを見送るシーンは大号泣でした。そんな素敵な作品に娘役として出演できることがすごく幸せです。家族のあり方や様々な問題が今後も描かれますが、優未を演じる中で私自身も勉強になる事が多くありました。優三さんが持つ優しさを、優未の中にも感じていただけたら嬉しいです」

余貴美子　コメント

「ずっと楽しく観ていた『虎に翼』の現場に参加できる事、大変嬉しく思います。『半分、青い。』以来の久しぶりの“朝ドラ”です。私のお役は明治・大正・昭和を生きた女性です。当時の家族、夫婦の在り方を考えたり想像するのは楽しい作業です。吉田恵里香さんの脚本を大事に丁寧に、挑んでいきたいと思います」