17人組グループRain Tree、綾瀬ことり「耳に残るフレーズ多いので一緒に歌って」メジャーデビューイベント開催

デビュー曲「I L U」を披露したRain Tree©OVERSE

作詞家の秋元康氏がプロデュースする新アイドルグループ「Rain Tree（レインツリー）」が29日、アーバンドックららぽーと豊洲 シーサイドデッキでミニライブを開催。同日リリースされた1stデジタルシングル「I L U」（アイ エル ユー)など全4曲をファンに披露した。

2023年10月7日、「WHITE SCORPION」が選ばれたオーディションの最終選考で落選したメンバーで構成された17人。そこから「FINALIST」として活動を続け、メジャーデビューを目指してきたが、1年が経過した24年10月8日にサプライズでメジャーデビューすることが発表されていた。しかし秋元氏プロデュースのAKB48や乃木坂48といったグループでおなじみの「セレクションシステム」が採用され、同年11月の最終審査会で綾瀬ことり、遠藤莉乃、加藤柊、佐藤莉華、鈴野みお、新野楓果、橋本真希が選抜メンバーに選出されていた。

真っ白な衣装を身にまとった7人が、かわいらしくも知的なダンスを披露しながら熱唱すると、会場は大盛り上がり。ようやくメジャーデビューを迎え、センターを務める綾瀬は「『Chu Chu Chu』とか『I』『L』『U』とか一度聴いたら耳に残るフレーズが多いので、きょうは声を出せないの（イベントは観客の声出しNG）ですが心の中で一緒に歌ってくれたらうれしいです」と笑顔を見せた。この日は、セレクションに漏れた9人もカップリング曲「僕のオーロラ」を披露した。

最後に、橋本が「改めて17人で誰一人欠けることなく、このデビューの日を迎えられたこと、本当にうれしく思っております」と語り、「FINALIST」時代のメンバー全員で歌った思い出の楽曲「命しか捧げるものがない」を17人で熱唱した。