濱田マリ、犬飼貴丈、中村アンらが朝ドラ「おむすび」に登場！「病院・管理栄養士編」の新キャスト9人発表

連続テレビ小説「おむすび」の登場人物、塚本文香（濱田マリ）、杉沢聡（犬飼貴丈）、蒲田令奈（中村アン）（C）NHK

NHKは21日、放送中の連続テレビ小説「おむすび」で、濱田マリ、妃海風、犬飼貴丈、永野宗典、辻凪子、しまずい香奈、吉田剛明、馬場徹、中村アンの9人が、最終章となる「病院・管理栄養士編」出演すると発表した。妃海、吉田、中村は今回が朝ドラ初出演となる。

111作目の朝ドラで、橋本環奈演じる平成元年生まれのヒロイン、米田結が、栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描いている。今後、ドラマの舞台は結がかつて娘の花を妊娠中に通院し、出産した大阪新淀川記念病院に移り、管理栄養士となった結が、患者の病状を把握し、時に話を熱心に聞きながら、状態に合わせた食事を提供していく。そして栄養による治療・回復を目的とした院内の特別チーム「NST」（栄養サポートチーム）に参加。結が食と命の深い関係を学ぶ過程で出会う人々を演じるのが、今回発表された俳優陣だ。

俳優名、役名、役柄、コメント、朝ドラ出演歴の順で9人のキャストを紹介する。

濱田マリ　栄養科長・塚本文香

栄養科長で結の頼れる上司。NSTを立ち上げたメンバーの一人。趣味は歴史小説を読むことで、戦国武将を用いた例えを出して周りをポカンとさせる。

「あの震災から30年が経ちます。あの日の記憶、30年間の思い、人それぞれだと思います。『おむすび』を見て、前を向いて、その記憶や思いを上書きしてもらえたら…　そんな気持ちで撮影をしています。管理栄養士になった結ちゃんとともに、『おむすび』キャスト・スタッフは最後まで全力で走り続けます！」

「カーネーション」「マッサン」「カムカムエヴリバディ」

妃海風　看護師・桑原美和

大阪府出身。病院内のベテランであり、NSTを立ち上げた一人。数々の修羅場をくぐり、冷静沈着。一方で無類のうわさ好きで、病院内のあらゆる情報をつかんでいるという。

「私自身、初めてのドラマ経験となりますが、それが憧れの朝ドラということで、大変ありがたく思います。撮影中どの瞬間も喜びの気持ちいっぱいで、撮影に挑ませていただきました。そのエネルギーを少しでも、朝、皆さまにお届けできるといいなと思います」

初出演

犬飼貴丈　言語聴覚士・杉沢聡

「話す」「聞く」「食べる」に関するリハビリを担当する言語聴覚士。飲食物をうまく飲み込めなくなる「嚥下障がい」などの患者を相手に、結とタッグを組む。NSTメンバー。