ミャクミャク絵本に西川貴教！？ 本人が発見→イラストレーターが経緯説明

西川貴教

歌手の西川貴教と、イラストレーターの「いきものだもの」さんのX（旧ツイッター）でのやりとりが話題になっている。きっかけは絵本「大阪・関西万博公式キャラクターBOOK ミャクミャクをさがせ！」（宝島社）に西川を思わせる人物が描かれていたことで、西川本人も反応。ファンたちを巻き込んで、注目を集めている。

同作は来年開催の大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の初の絵本。大阪・関西万博が行われる周辺地域の名所や名物があふれかえるイラストからミャクミャクを見つけ出して楽しむといったものだ。大阪はもちろん、京都、兵庫など関西広域連合8府県の名所と、ミャクミャクの故郷「湧水地」にミャクミャクが隠れているという。

西川は19日、Xに「噂には聞いてましたが、想像以上の目立ち度でした！」とつづり、動画を投稿した。動画は、本書を手にした西川が「かわいいね」などと口にしてページをめくると「あら！　これこれ」と何かを発見。ソロプロジェクト名義「T.M.Revolution」でリリースした名曲「HOT LIMIT」の衣装を着た人物が描かれていたことに気づくという内容。動画では驚きの声を上げていた西川だったが「どなたに言えばいいのか分かりませんが、こうゆうのドシドシお願いします♪　関西だけじゃなく、日本が元気になるなら是非使ってやって下さい」と寛容さを示し、ハートマークを交えながら上機嫌につづった。

当該ポストが拡散されるなかで、いきものだものさんは20日、「私こちらを担当したイラストレーターです！　反応して頂きとても嬉しいです」と返信。「描くにあたり担当の方より、西川貴教氏は滋賀県民の文化であり、夏の琵琶湖では氏のコスプレイヤーの2人や3人見かけるものと伺い、僕自身ホットリミットで育ったこともあり、こちらにTMRの精として表現させて頂きました」と説明した。一方、西川も同日、Xを更新し「丁寧に経緯をご説明いただき、大変ニヤニヤしながら拝見しました（笑）」とうれしそう。「大阪・関西万博はもちろん、これを手にしていただいた1人でも多くの方が滋賀県に興味を持っていただけたら幸いです。この度は誠にありがとうございました」と感謝を伝えた。

一連の流れはネットユーザーを楽しませ、「西川さんを探せになってる」「これが見たくて買っちゃいましたもん！」「これは欲しくなっちゃいます」「HOT LIMITスーツを着た西川さんは、滋賀だけでなく、関西の名物になってるんですね」などと盛り上がった。