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朝ドラ「虎に翼」ヒャンちゃん(ハ・ヨンス)はなぜ「汐見香子」と名乗るようになったのか? 明かされた壮絶過去に反響続々

iza(イザ!) / 2024年6月13日 9時40分

連続テレビ小説「虎に翼」の登場人物、崔香淑〈さい・こうしゅく/チェ・ヒャンスク〉(ハ・ヨンス)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第54話が13日、放送され、朝鮮からの留学生として、ヒロインと同じ大学で法律を学んだ崔香淑(ハ・ヨンス)が「汐見香子」と名乗るようになった経緯が明らかになり、SNSに視聴者からさまざまな反応が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。ヒロインの佐田寅子役を女優の伊藤沙莉が演じている。ドラマは第11週「女子と小人は養い難し?」(第51~55話)が放送されており、GHQからの通達で家庭裁判所設立に向けた動きが始動するなか、寅子はその準備室で働くことになった。あるとき、寅子は室長の多岐川幸四郎(滝藤賢一)らが参加する飲み会に同席。室長補佐の汐見圭(平埜生成)が酔いつぶれてしまい、彼を多岐川と家で送ることになった。汐見は、多岐川の家に居候しており、出来上がった多岐川が玄関から「香子ちゃ~ん、君のいとしの旦那さんが酔いつぶれちゃいましたよ。ハハハハハ」と呼ぶと、家の奥から、朝鮮に帰国したはずの香淑が出てきた。

この日の放送で、香淑との再会に驚いた寅子が「ヒャンちゃんだよね?」と呼びかけた。しかし香淑は「その名前で呼ばないで」とよそよそしく、香淑が水を取りに行っている間に、寅子は多岐川に「いまのって崔香淑ですよね?」と確認した。多岐川は酔っぱらいながら「そうだよ」と肯定したが、すぐに我に返り、「しまった! 香子ちゃんに絶対、佐田くんを家に連れてくるなって言われてたのに!」と慌て、寅子を家から締め出した。

翌朝、職場で寅子は汐見から話しかけられ、「彼女は僕との結婚をきっかけに、香子と名乗ることにしたんだ」と明かされた。彼女の兄、潤哲(ユン・ソンモ)は戦前、労働争議扇動の疑いで特別高等警察によって逮捕されたが、その事件の予審判事を務めたのが、多岐川だった。裁判では潤哲は無罪となり、事件を通じて香子と知り合った多岐川は、朝鮮で法律を学ぶ学生たちの手伝いを彼女に頼んだ。多岐川と一緒に働いていた汐見と香淑はやがて結婚したが、2人とも家族から勘当された。戦後、多岐川と汐見は日本に戻ることになり、香淑も一緒についてくることになったという。「彼女は今、汐見香子という日本人として生きていこうと思ってる。とやかく言う人もいるからね」と話す汐見。そして「崔香淑のことは忘れて、私のことは誰にも話さないで。トラちゃんはトラちゃんの仕事を頑張って」という伝言を寅子に伝えた。

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