「光る君へ」最終回に絶賛とロスの声殺到 双寿丸(伊藤健太郎)見送るまひろ(吉高由里子)に「ターミネーター」連想
iza(イザ!) / 2024年12月15日 21時0分
女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合など)の最終回(第48話)が15日、放送され、ネットにはドラマへの賛辞や、完結を寂しがるコメントが殺到した。
平安時代を舞台に、「源氏物語」の作者として知られる紫式部/まひろ(吉高)の幼少期からの生涯と「源氏物語」の執筆や、権力者、藤原道長(柄本佑)とのかかわりを軸に描いてきた波乱の一代記。この日の放送で、まひろのソウルメイトとして互いに支え合ってきた道長が病死。公卿たちも道長と同世代のものはほとんど亡くなるか引退して、世代が入れ替わった。どらま最終盤で、まひろは従者の乙丸(矢部太郎)を伴い再び長旅へと出発。道中で、馬にまたがった武者たちとすれ違った。そのうちの1人が肥前にいたはずの知り合いの若武者、双寿丸(伊藤健太郎)で、まひろに気づいて引き返してくると、どうしてこんなところにいるのだと驚いた。まひろが、「何にも縛られずに生きたいと思って」と心境を明かすと、双寿丸は東国で始まった戦を鎮圧するために、朝廷から討伐軍に招集されたと説明。2人は互いの無事を祈り合って別れた。まひろは颯爽と馬を駆る双寿丸を見送りながら、心の中で道長の名を呼び、「嵐が来るわ…」とつぶやいたところでストップモーションとなり、物語が締めくくられた。
SNSには、1年にわたって視聴し続けてきたファンからの声が殺到。「まったく飽きずに毎週新鮮だったな。各回の終わり方も少女漫画みたいでトキメキがすごかった」「歴史苦手だし平安時代に興味0だったけど、光る君へでかなり勉強になったよ!」「初めて最後まで欠かさず観た大河」といった絶賛や、「日曜日の楽しみが…」「大好きな登場人物たちともう会えないのかと思うと…(号泣)」「最終回来るのめっちゃ早かったなぁ…終わっちゃうのほんっとにイヤだなぁ…」などと寂しがる声が続々と寄せられた。
また、「これから戦の世になる暗示だよね」「双寿丸と行き逢う事でひとつの時代の終わりと移り変わりを思わせて終わる」「このまま平清盛を観たくなるような終わり方…」と、戦のない治世を実現した道長の時代が終わり、武士の世の到来を予感させるエンディングに余韻を感じた視聴者も少なくなく、まひろの最後のセリフに、「『ターミネーター』だ…」「サラ・コナーですか?」など、「嵐が来る」という少年の言葉にリンダ・ハミルトン演じるヒロインが「わかっているわ」と返すハリウッド映画「ターミネーター」のラストシーンを連想した書き込みも見受けられた。
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