日本ハム・新庄剛志監督、ド軍ファンの妨害行為に怒り「選手のモチベーション狂わすことはしないで」と呼びかけ

（左）日本ハム・新庄剛志監督＝大阪市・京セラドーム大阪（撮影・林俊志）

プロ野球、日本ハムの新庄剛志監督が7日、自身のインスタグラムを更新。現在行われている米大リーグ、ナ・リーグ地区シリーズのドジャース対パドレス戦でファンがグラウンドにボールなどを投げ込んだことに怒りをあらわにした。

この日は、パドレス先発のダルビッシュ有投手とドジャース、大谷翔平投手との対決に注目が集まっていた。ダルビッシュの好投もあり、ドジャースは六回まで1点に抑えられ、1対４とリードを許した。すると七回、ダルビッシュが投球練習中の場面で外野にいた観客がグラウンドに物を投げるハプニングが発生。選手の安全性が確保できないとして、約10分中断された。

このゲームをテレビで観戦していた新庄監督は「ドジャースvsパドレスのとてもいい試合で有が投げてる時にドジャースファンが選手に目掛けグラウンドにボールを投げたり、缶ビールみたいな物を投げ試合が中断してしまい、有のモチベーションを壊してしまってる事に腹が立って仕方がない」と怒りをあらわにした。そして「これから日本でもCS（クライマックスシリーズ）が始まりますが、ファイターズファンの皆さん、他チームのファンの皆さん、絶対の絶対に選手のモチベーションを狂わすような事はしないとは思いますがどうか宜しくお願いします」と観戦マナーを守るように呼び掛けた。

新庄監督のポストに多くのファンが賛同。SNSには「選手もファンもフェアプレーで」「選手が最高のプレーできるようにルールを守りましょう」「試合ができることに感謝しないと」と反応したり、「日ハムファンは大丈夫なのでCS頑張ってください」と新庄監督にエールを送る投稿も見られた。また中断に影響されず7回1失点に抑えたダルビッシュにも「さすが、落ち着いて抑えてくれました」「ナイスピッチング」とたたえる声も寄せられた。