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朝ドラ「虎に翼」“よねさん”土居志央梨の約4分の熱演に反響続々「言葉が重い」「スピンオフ見たい」

iza(イザ!) / 2024年9月17日 9時24分

(左から)轟太一(戸塚純貴)、山田よね(土居志央梨)、星航一(岡田将生)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第122話が17日、放送され、弁護士の山田よね(土居志央梨)が斧ヶ岳美位子(石橋菜津美)について熱弁する姿に視聴者の注目が集まった。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公で東京家庭裁判所少年部部長の佐田寅子を演じている。ドラマは現在、第25週「女の知恵は後へまわる?」(第121~125話)が放送されており、尊属殺人の罪に問われている美位子の事件で、2審の東京高裁は1審判決を取り消し、実刑判決を言い渡し、最高裁に上告された。

それから1年が経過したある日、よねと轟太一(戸塚純貴)が共同運営する「山田轟法律事務所」を寅子の夫で最高裁調査官の星航一(岡田将生)が訪問。轟が美位子が不在であることを伝えると、よねは「斧ヶ岳美位子は幼い頃から暴力を受けていました」と切り出し、「母親は10代の彼女を置いて逃げ出した。母親がそれまで受けていた仕打ちを彼女は全て引き受けることになった。家事に、暴力に…。性処理も」と説明した。そして「暴力は思考を停止させる。抵抗する気力を奪い、死なないために全てを受け入れて耐えるようになる。彼女には頼れる人間も隠れる場所もなかった」と述べ、かつて自分を雇ってくれた「カフェー燈台」のマスター、増田(平山祐介)の写真に目をやった。

さらによねは「父親の子をみごもり2人の子供が生まれた。幾度も流産も経験した…。職場で恋人ができやっと逃げ出すすべを得たのに父親は怒り、彼女を監禁した。恋人に全てを暴露すると脅され追い詰められた彼女は更に激しくなる暴力に命の危機を感じて酒に酔って眠る父親を絞め殺した。恋人は真実を知って早々にあいつから離れていった」と続け、「おぞましく人の所業とは思えない事件だが決して珍しい話じゃない。ありふれた悲劇だ。あいつは今でも男の大声に体がすくむ。部屋を暗くして眠れない。金が出来たら、その大半を自分を捨てた母親に送る。無理やり産まされた実の子を世話してもらうために…。私は、救いようがない世の中を少しだけでもマシにしたい。だから、心を痛める暇はない。それだけです」と訴えた。航一は「お会いできてよかった」と、小さく何度も頷いた。

土居が約4分間話し続ける熱演に多くの視聴者が引き込まれ、SNSには「言葉が重い」「よねさんが放つからこそ響く」「真摯な思いが伝わった」などの声。「よねさん主役のスピンオフが見たい」というポストもあった。

また、よねの過去を思い出す視聴者もいた。百姓の次女として生まれたよねは、幼いころから家業・家事の手伝いや年下のきょうだいの世話などで忙しく働いた。たびたび父(佐藤誠)に口ごたえして殴られていたよねに優しくしてくれたのが姉の夏(原愛音)で、夏は15歳になると女郎として東京へ売られていった。売られた先で何をさせられるかわかっていたよねは、自分の身売り先が決まると女であることをやめ、故郷から逃走。東京にいる夏を頼り、増野のもとでカフェーのボーイとして働くことになった。SNSには「マスターとの出会いが光だった」「マスターが居場所を守ってくれた」という書き込みもあった。


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