朝ドラ「おむすび」1月22日第78回【あらすじ】チャンミカ（松井玲奈）の彼「ター君」登場！ 歩（仲里依紗）ら誘って合コンへ

（左から）真島瑠梨／ルーリー（みりちゃむ）、米田歩（仲里依紗）、相原三花／チャンミカ（松井玲奈）（C）NHK

NHK連続テレビ小説「おむすび」（総合など）第16週「笑え、ギャルズ」（第76～80回）の第78回が22日、放送される。

平成元年生まれのヒロイン米田結（橋本環奈）が、栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。主題歌「イルミネーション」をB’z、語りをリリー・フランキーが担当する。

「おむすび」第16週「笑え、ギャルズ」振り返り（ネタバレ）

管理栄養士になることを決心し、結が新しい一歩を踏み出そうというなか、彼女の家に福岡時代のギャル仲間「ルーリー」こと真島瑠梨（みりちゃむ）が突然訪ねてきた。アパレル店員の彼女は、最初に勤めていた福岡の店がつぶれ、移った別の店も閉店。東京の店に転職したものの、どこか雰囲気が違い、大阪でも働いたがそこも閉店してしまって無職となり、お金も尽きてしまった。結から相談された姉の歩（仲里依紗）は、古着屋「ガーリーズ」を経営する友人「チャンミカ」こと相原三花（松井玲奈）を紹介。即採用となり、自立できるお金が貯まるまでという約束で、神戸にある結の実家に居候させてもらうことになった。

栄養士である結が管理栄養士になるには国家試験に合格しなければならず、受験資格を満たすにはさらに1年以上の実務経験が必要だった。結は昼は星河電器の社食で働き、夫の翔也（佐野勇斗）と育児を協力しながら、合格率49．3％（2012年当時）という難関を突破すべく勉強に励んだ。

そんななか、結の両親が住むさくら通り商店街の一角に、ショッピングセンターを建設する計画が浮上し、理髪店を営む結の父、聖人（北村有起哉）ら、ただでさえ売り上げの芳しくない近隣の商店の面々が対策を話し合った。相当大きなセンターで、空き家や廃業予定の店が集中する一帯の土地が買い取られるという。渡辺孝雄（緒形直人）が営む靴店も再開発エリアに含まれており、店舗開発担当の高沢克己（加藤虎之介）は、ショッピングセンター内に出店して商売を続けることもできると説得したが、孝雄は交渉に応じなかった。

ガーリーズは100万円台のビンテージものも扱うほか、神戸店に加え、大阪にも店舗があるなど、三花は経営者としては優秀だったが、最近「ター君」という恋人ができ、歩は、ダメ男を好きになりがちな三花の入れ込みようを心配した。ター君はプログラマーで、ゲームなどを作っているという。三花は昨晩もター君と焼き肉に行ったあと、夜景を楽しむなどラブラブ。そんな折、歩が福岡でギャルをしていた頃に張り合っていた大河内明日香（寺本莉緒）がガーリーズにやって来た。明日香は結婚が決まり、相手が大阪で荷物整理をしていたところ、ギャル時代の懐かしいアイテムがたくさん出てきたためそれを持ち込んできた。4人は急きょ1990年代のファッションショーを開催。それぞれのファッションで盛り上がった。当時、渋谷でギャル雑誌の読者モデルをしていた歩と三花は昔を懐かしみ、自分たちは無敵だと思っていたと回想。しかし歩は急に浮かない表情を浮かべ、「もう全部終わったこと」と気持ちを切り替え、渋谷時代の読モ仲間で今は被災地の岩手に住むアキピー（渡辺直美）に送るギャル服の発送準備を進めた。瑠梨はギャル同士の友情を「最強」とたたえたが、歩は限界があるとポツリ。いまも仮設住宅に住み、地震から1年たっても不自由な生活を強いられているアキピーの現状に触れ、普通の生活も送れず、今を楽しめない人にギャルだから前を向けとは言えないとこぼした。

聖人は孝雄の店に顔を出し、商店街のメンバーでショッピングセンター対策のアイデアを出し合っているので、なにか考えがあったら聞かせてほしいと持ちかけた。孝雄は考えておくと返事し、聖人が喜んで帰っていくと微かに笑みを浮かべた。

「おむすび」第78回あらすじ

瑠梨は、結の母、愛子（麻生久美子）に歩が東日本大震災で被災した人たちに何ができるかで今も悩んでいることを話すが、愛子はそれは歩自身の問題だと語る。

ある日、歩たちの店にター君が現れ、歩にいい異性を紹介すると言って合コンをやることになる。一方、結の父、聖人（北村有起哉たち）は商店街の活性化策を考える。