1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

朝ドラ「虎に翼」よねさん(土居志央梨)の「クソ」連呼で「アンナチュラル」中堂さん(井浦新)連想「同じ匂いがする」「『クソ』対決見たい」

iza(イザ!) / 2024年9月19日 10時8分

山田よね(土居志央梨)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第124話が19日、放送され、山田よね(土居志央梨)が「クソ」を連呼するセリフに、連続ドラマ「アンナチュラル」(2018年、TBS)の登場人物、中堂系(なかどう・けい、演:井浦新)を連想した視聴者が続出した。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公で東京家庭裁判所少年部部長の佐田寅子を演じている。ドラマは第25週「女の知恵は後へまわる?」(第121~125話)が放送されており、寅子の学友、よねと轟太一(戸塚純貴)が、尊属殺人の弁護を引き受け、保釈中の被告、斧ヶ岳美位子(石橋菜津美)を事務所に居候させている。美位子は幼い頃から父親に暴力をふるわれて育ち、10代のころに母親が彼女を置いて逃げ出すと、家事、暴力から性処理まで母親がそれまで受けていた父からの仕打ちを全て引き受け、子供を2人も産まされた。職場で恋人ができたことに怒った父親が彼女を監禁し、恋人に全てを暴露すると脅され追い詰められた彼女は更に激しくなる暴力に命の危機を感じて酒に酔って眠る父親を絞殺。真実を知った恋人は美位子のもとを去っていった。

一審の東京地裁は、尊属殺の重罰規定を憲法違反とし、過剰防衛で刑を免除する判決を下したものの、二審の東京高裁はこれを破棄して実刑判決を言い渡し、最高裁に上告されている。この日の放送で、最高裁から受理か棄却か何の反応もない状態が長く続いているため、美位子は「やっぱりだめですかね?」と不安がった。轟は時間がかかっていることは良い兆候などと励まし、よねも焦るだろうが辛抱してほしいとなだめた。すると美位子は、裁判の先行きよりも心が落ち着くこの場所にいつまでいられるのかが気がかりだと話し、「だって、ここにいたら…」と言いかけて一瞬表情を曇らせ、気を取り直して「この場所が居心地がいいってことです」と作り笑顔で返した。轟はそう言ってもらえるとうれしいと喜んだが、よねは美位子が飲み込んだ言葉に思いをめぐらせた。

後日、よねは美位子に向き合い、ここにいたいなら上告が棄却された場合でもいればいいが、ここにいたい理由が事務所に来る依頼者の話を盗み聞きして、他人の不幸を見て安堵したり、自分の境遇と比べたりするのはやめろと切り出した。自身の若いころ、一夜をともにするのと引き換えに弁護士にトラブル解決をしてもらったつらい経験を美位子の壮絶な半生に重ねつつ、「お前の身に起きたことは、はらわたは煮えくり返るほどクソだ。クソが詰まってる。でも、それはお前の父親が、この世界が、法律がどうしようもなくクソなだけだ。お前がかわいそうなわけでも、不幸で弱いわけでも決してない。それだけはわかってくれ」と諭した。これまで、悲惨な過去と結びつかないほどに努めて明るく振る舞ってきた美位子は、この時初めて涙を見せ、泣き笑いしながら「何回クソって言うんですか…」とツッコミ。横で聞いていた轟が、笑いながら「すまんな。山田は口のきき方だけはどうしようもないんだ」とフォローすると、よねは少し照れ臭そうに「黙れ」と返した。

よねの「クソ」連呼に、「アンナチュラル」で同じく「クソ」を言いまくっていた口の悪い法医解剖医、中堂系を思い出すドラマファンが続出。SNSには、「よねさんが中堂さんに並んだ(クソ連発)」「クソ言いすぎだけど泣ける。中堂さんみたいに愛の詰まったクソ!」「誰かと同じ匂いがすると思ったら中堂系だ!」「よねさんVS中堂さんの『クソ』対決を見たくなる」といったコメントがずらりと並んだ。

また、「よね節炸裂」「よねさんのクソが美位子さんを救う」「私も泣きながら笑いました」「『どんだけクソ言うねん』ってつっこんだ後に美位子さんもツッコミ入れて笑った」など、よねらしい寄り添い方にほっこりさせられた視聴者も少なくなかった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください