朝ドラ「虎に翼」第21週（8月19日～）あらすじ 航一（岡田将生）のプロポーズに気持ちを整理しようとする寅子（伊藤沙莉）、花江（森田望智）は不安募らせ…

そんななか、航一が寅子の家族へのあいさつを兼ねて猪爪家に遊びに来た。そこへ直明が恋人の田沼玲美（菊池和澄）を連れて帰宅。直明たちの同居問題について、航一の冷静な意見が聞きたいと考えた寅子が直明と打ち合わせた作戦で、寝耳に水の花江は困惑したが、息子たちからの後押しもあって久しぶりに猪爪家で「家族裁判」が始まった。

航一から、猪爪家に同居することの考えを問われ、花江からも「本音で話してね」と念を押された玲美は「そもそも私は、是が非でも結婚したいわけじゃありません」と告白。寅子たちを驚かせたが、ただ結婚するなら、直明以外はいないと強調した。そんな直明がプロポーズの際に「絶対に譲れない条件」として提示したのが花江たちとの同居で、そんな直明の願いを叶えてあげたいのだと説明した。そして玲美は、花江が自分のことが嫌になったら自分を追い出してもらって構わないと提案。花江は「同居したいってお願いしてもさせてもらえないお姑さんだっているのに」と感激し、結局、猪爪家の家族裁判は花江が根負けする形で閉廷した。この話し合いを経て、自分の一番の幸せについて考えたという航一は、「一番かどうかはまだわかりませんが、毎朝、目が覚めたときに隣に寅子さんがいたら幸せだろうなと思いました」と述べた。航一からの突然の「プロポーズ」に寅子は喜んだが、「少しだけ、時間をください」と返し、即答は避けた。

昭和30年、原爆裁判の第1回準備手続の日が行われ、仕事に向きあう寅子だったが「永遠を誓わない愛」から「永遠を誓う愛」に変わる理由がどうしても見つけらず、意見を聞くため、よねたちのもとに向かった。するとそこで轟から「今、俺がお付き合いしているお方だ！」と、遠藤時雄（和田正人）を紹介された。

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航一からの提案に戸惑う寅子は、自分の気持ちを整理しようと試みる。花江は、寅子の選択に任せるつもりだが、いまひとつ状況がわかっていない寅子の様子に不安を募らせる。

星家を訪ねた寅子と優未は、朋一、のどか、百合と対面する。猪爪家では、直人が司法試験、直治はサックス修行とそれぞれ将来の道を選び始めていた。