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AppleVisionProに死角はあるか? 超高性能「空間コンピューティング」を体験

iza(イザ!) / 2024年6月28日 15時7分

高性能機に死角はあるか?

高い性能を誇る商品だが、普及には課題もある。例えば、既存のヘッドセットの場合、VRで遊びたい気持ちよりも装着に手間がかかる億劫さが勝り、購入しても次第に使わなくなるという人も少なくない。Appleは、この商品をパソコンと同じように職場や生活に溶け込む機器と位置づけ、ユーザーは普段遣いしてくれると強気だ。実際、先行発売された米国などでは、ビジネス、エンタメ、介護福祉の現場などの広い分野で活用されているという。

60万円近い価格も不安材料の1つで、今後、専用アプリがどれだけ充実するかも予想できない。

日本では、約10年前にMetaQuestシリーズ(Meta、現Facebook)の原型にあたるヘッドセット「Oculus Rift(オキュラスリフト)」の開発者バージョンが「3万円台で買える」と話題を呼び、工夫をこらしたさまざまなアプリが作られた。ソニーの「プロジェクト・モーフィアス(現PSVR)」なども加わり、2016年に「VR元年」を迎える盛り上がりとなったが、もとをたどればヘッドセットを安価で購入した個人レベルの開発者たちによる“草の根運動”がこのブームにつながったと言える。

普及とブームの創出にはサードパーティー(第三者団体)のアプリが鍵になる。Appleの日本法人は、国内事業者によるAppleVisionPro用アプリが増えてほしいと期待しているという。

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