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大河「べらぼう」絵師→彫師→摺師→製本…本を手作りする過程にSNS「まるで同人誌」「観ていても楽しい」 「光る君へ」「らんまん」連想するドラマファンも

iza(イザ!) / 2025年1月19日 20時45分

(中央)蔦屋重三郎(横浜流星)(C)NHK

俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK総合など)の第3回が19日、放送され、木版刷りの本を制作する過程を描いた場面に、視聴者の注目が集まった。

天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期を舞台に、親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから歌麿、北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、写楽を世に送り出して“江戸のメディア王”として時代の寵児にとなった快男児「蔦重」こと、蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の物語。吉原は、幕府公認の遊郭でありながら、アクセスの悪さや敷居の高さから宿場や岡場所といった非公認遊郭に客を奪われて、かつての賑やかさを失っていた。両親に捨てられ、路頭に迷っていたところを、引手茶屋「駿河屋」の主、市右衛門(高橋克実)に拾われ、養子として育てられた蔦重は、吉原に対する思い入れが強く不景気になってしまったこの街になんとか客を呼び戻すため、遊女たちを花に見立てたガイドブック「一目千本」を出版。吉原でしか手に入らない非売品として、妓楼や引手茶屋などの店舗に置いてもらい、来店客に配布させて、江戸中に口コミを広めるプロモーションを仕掛けた。

劇中では、腕利きの人気絵師、北尾重政(橋本淳)が下絵を描くところから、彫師、摺師の手を経て錦絵や墨摺りが印刷され、蔦重が場末の女郎屋「二文字屋」で女将、きく(かたせ梨乃)と遊女たちと手分けして製本していく手作りの出版過程が生き生きと描かれた。

手作業で丁寧に本が作られていく様子に、多くの視聴者が関心を寄せ、SNSには「わー浮世絵作る工程だー」「まるで同人誌」「観ていてもたのしい」「和綴本いいよねぇ」といったコメントが続々と書き込まれた。

前作の「光る君へ」では「源氏物語」の製本過程を描く場面があったほか、連続テレビ小説「らんまん」にも、植物学雑誌の出版を目指し、石板印刷(リトグラフ)の技術を学ぶべく印刷所に弟子入りしたす主人公、槙野万太郎(神木隆之介)に、職人が印刷工程を見せながらその仕組みを解説するくだりがあった。こうした場面を覚えていたドラマファンからは、「光る君への製本作業の回も見ていて楽しかったけど、時代が下っても楽しいな」「宮中と場末の店。場所は違えど本を作る大河ドラマ。良いよ良い」「彫師にもちゃんと説明しないといけない らんまん思い出す」「らんまんの万ちゃんみたい」などの反響も寄せられていた。

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