「笑うマトリョーシカ」鈴木（玉山鉄二）クビの“黒幕”は浩子（高岡早紀）？ 中盤に入り考察続々「櫻井さんが1番怪しい」「亜里沙どこ？」

その後、清家は鈴木を呼び出し、これまで支えてくれたことを感謝。続けて、生徒会長選のスピーチで鈴木の指示に反して壇上で泣いたことについて「あれは『感極まったら素直に泣いていいんだ』って言われたから」と切り出し、「君とのことも『俊哉くんならきっと力になってくれる。願いをかなえてくれる。だから仲良くしなさい。俊哉くんは、手放すなって』と言われてきた」と、浩子の言葉と思われる“教え”を真顔で淡々と述べた。そして、清家はずっと部屋に飾ってきた額縁を手に取った。そこには「出会った人とは必ず別れる運命にあり、世の中は無常なものである」を意味する「生者必滅　会者定離」という仏教思想の言葉が収められており、鈴木に「これは、母にもらったものだよ」と教えた。動揺する鈴木に「君のことは忘れない。話はそれだけだよ」と冷淡な目を向ける清家。その後、鈴木は政務秘書官の坂本一紀（中山麻聖）から謹慎を言い渡された。

視聴者からさまざまな考察が浮上

物語が中盤に差し掛かるなか、実母の存在感が強まる展開に視聴者の反響が続々。SNSには「浩子、恐ろしい女」「全て浩子の指示だったとは…」「やはり黒幕は清家官房長官の母」などの声が寄せられた。一方、「黒幕、浩子で終わるのかなあ…？」「まだ何かある」など、まだまだヤマ場があると予想する視聴者も多く、不信な動きを見せる佐々木や、清家の学生時代の恋人で、浩子によって清家から引き離され現在失踪中の真中亜里沙（田辺桃子）に注目する人も少なくない。

また、すべては清家が操っているとの考察も多数。「母親に操られるふりをして、実はコントロールしている？」「結局、櫻井さんが1番怪しくなってきた」「鈴木と決別するとは思えず、清家が操られているふりをしているように思えて仕方がない」「学生時代、『鈴木が清家のブレーンになりなよ！』と佐々木が言ったシーン、清家は寝ていたけど、本当は起きていて、会話を聞いていたのではないかと思う」「高校時代、清家と佐々木で鈴木を利用した？」といった書き込みも散見された。

■番組概要

[タイトル] 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』

[放送日時]毎週金曜よる10:00~10:54