大谷翔平 デコピンと勝利の余韻満喫 MLB公式でも愛犬を特集 SNS感激「見てると癒される」

オリオールズ戦の始球式で大役を果たし、ドジャース・大谷（左）とハイタッチを交わす愛犬デコピン＝ロサンゼルス（AP）

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手が21日（日本時間22日）、自身の公式インスタグラムを更新。ワールドシリーズ（WS）進出を決め、参加したシャンパンファイトの様子とともに愛犬デコピンと勝利の余韻を楽しむ写真を公開した。

ドジャースは20日（日本時間21日）に本拠地で行われたナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦でメッツと対戦。「1番・指名打者」で先発出場した大谷は、4打数2安打1打点で勝利に貢献し、メジャー移籍7年目で初のWS進出を決めた。大谷は試合後の様子を「４more（あと4つ）」とポストし、4つの写真をインスタグラムにアップ。シャンパンファイトで同僚の山本由伸投手と笑顔を見せる姿とともにドジャースのユニホームを着たデコピンを抱え、スイートルームから戦いを終えたグラウンドを見つめる写真を披露した。

デコピンを抱きかかえる大谷にファンも大喜び。X（旧ツイッター）には「最後に必ずデコピン」「大谷さんデコピン好きすぎる」「デコピン見ていると癒される」「支えになってくれているのが分かる」といった声が続々と寄せられた。また、これまでデコピンが着ていたユニホームの名前が「DECOY」から「DECOPIN」に変更されたことにも「背中のネームが変っている」などとたくさんの反応が見られた。

実際にデコピンの注目度は上がっているようで、同日、MLB公式サイトは「デコイと大谷、これまでのベストシーン」と題した特集を公開。デコピンが2023年11月に初登場したことや、大谷がドジャースの入団発表で日本名をデコピン、英語名をデコイだと明かしたこと、8月の大谷のボブルヘッドデーの始球式に、完璧な“ストライク投球”を披露したなどを振り返った。

さらに記事では50本塁打、50盗塁を達成した試合で履いていたデコピンが描かれたスパイクにも注目。記録達成時に使用していたバットなどと一緒にニューヨーク州クーパーズタウンにある米国野球殿堂博物館に展示されることになり「デコイも殿堂入りしたことを意味する」と称した。最後に、リーグ優勝を果たした大谷にはまだWSが残っているため、デコピンの戦いも続いているとし、4勝すれば、もう一度グラウンドでデコピンの姿が見られるかもしれないと締めた。