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松坂桃李、子供生まれて教育に関心「15年以上先のことも考えるように」 日曜劇場「御上先生」で高校教師になった官僚役

iza(イザ!) / 2025年1月19日 12時0分

日曜劇場「御上先生」第1話場面写真 (C)TBS

俳優の松坂桃李が主演する日曜劇場「御上先生」(TBS系、日曜午後9時)が19日にスタートする。初回放送に先駆けて、松坂がインタビューに応じ、撮影現場の雰囲気や理想の教育環境について語った。

東大卒のエリート文科省官僚から高校教師になった御上孝(松坂)が、令和の18歳とともに日本教育に蔓延(はびこ)る腐った権力に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。完全オリジナル作品で、詩森ろば氏が脚本を担当。また、「アンチヒーロー」(24年)、「VIVANT」(23年)、「マイファミリー」(22年)、「ドラゴン桜」(21年)など、近年話題となった日曜劇場作品を担当してきた飯田和孝氏がプロデューサーを務める。

松坂桃李演じる型破りな“官僚教師”――「生徒によって教師にしてもらっている感覚も」

――本作のオファーを受けた際の思いをお聞かせください。

飯田和孝プロデューサーからお話をいただいたのが2024年のはじめごろ。文部科学省の官僚が高校に派遣され、官僚教師として令和の18歳と共に日本教育の闇に立ち向かうという企画内容を聞いて、とても興味が湧きました。今の学生たちは自分のころと比べても全く違う環境で過ごしているはず。僕自身にも家族ができたことで、今後の日本教育について考えるようになった時期だったので、すごくすてきなタイミングでお話をいただいたと思っています。日曜劇場『VIVANT』のころからお世話になっている飯田さんの熱量に応えたいと思い、ぜひとお受けしました。

――脚本の詩森ろばさんとは、映画「新聞記者」以来の再タッグになりますね。

詩森さんが民放の連続ドラマの脚本を初めて手掛けると聞いて、これは面白いものになると確信しました。詩森さんは鋭い切れ味の刀でゆっくり斬り込んでいくような、怖さをはらむ脚本を書かれる方。斬っていくプロセスでさえもハラハラドキドキするので、そこで生まれるエンターテインメント性にとても魅力を感じています。

――御上はどのようなキャラクターですか?

御上は、ある事件をきっかけに「日本の教育を変えてやろう」と文科省の官僚になったキャラクター。私立隣徳学院に出向を命じられ、渦巻く闇の中心からではなく、別の角度から闇に切り込んでいきます。“文科省にいても変わらない、だったら、現場から教育を変えてやろう”という熱量を持っている人です。エリート官僚なので何でもできてしまうタイプではありますが、決して完璧な人間ではありません。実際に生徒たちとお芝居をする中で、御上は生徒によって教師にしてもらっている感覚も。生徒たちが御上との出会いで変化していくように、御上も生徒と向き合う中で教師として成長していく話でもあるのではないかなと。

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