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朝ドラ「虎に翼」生理休暇は昭和22年から…「そんな昔にできたの!?」「77年経っても定着しない…」など反響さまざま

iza(イザ!) / 2024年7月3日 9時48分

重い月経で苦しむ佐田寅子(手前、伊藤沙莉)は、朝、娘の優未(奥、竹澤咲子)が登校するような時間になっても起き上がるのが難しいほどだったが…(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第68話が3日、放送され、生理休暇が昭和22(1947)年に労働基準法に盛り込まれていたことが尾野真千子の「語り」で説明され、SNSにさまざま反響が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。女優の伊藤沙莉がヒロインの佐田寅子役を演じている。ドラマは現在、第14週「女房百日 馬二十日?」(第66~70話)が放送されており、この日の放送で、東京家庭裁判所の特例判事補と最古裁判所家庭局事務官を兼務して多忙を極め、帰宅が夜遅くなることが日常化していた寅子が、いつもより早めに帰宅。義姉の猪爪花江(森田望智)に月経が来たことを明かすと、早々に布団に入ってしまうというシーンがあった。寅子の月経が他人より重いのは昔からで、第11話(4月15日放送)では、熱心に通っていた大学を4日も休まなければならないほどのつらさであることが描かれていた。しかし、今の寅子は、労基法に生理休暇が盛り込まれて3年が経過してもなお、「これだから女は」と言われたくないため、翌日も痛みに耐えて登庁し、いつものように働くしかなかった。

生理休暇とは、月経の際の体調不良で就業困難な場合に誰でも休暇を請求できる制度。請求された雇用者側は必ず休暇を付与しなくてはならないと定められている。この制度が昭和22年の時点ですでに制定されていたことに驚く視聴者が続出。SNSには「えっ?昭和22年にもう生理休暇あったのか…」「そんな昔にできたの!?」などのコメントがズラリと並んだ。

厚生労働省のHPによると、生理休暇を請求した人の割合はこの四半世紀で年々減少し、令和2年度中は0.9%。また女性労働者がいる事業所のうち、生理休暇の請求者がいた事業所の割合は3.3%となっている。そうした実態を裏付けるように、SNSには「生理休暇は取りづらい」「生理休暇なんか取ったことないよ」「使ってる人いる?」「77年経っても未だに定着しない…」といった書き込みもあった。

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