朝ドラ「おむすび」12月2日第46回あらすじ 結（橋本環奈）防災訓練炊き出し隊長に、菜摘（田畑志真）BBQ提案→美佐江（キムラ緑子）苦言

福田康彦（岡嶋秀昭）、佐久間美佐江（キムラ緑子）、米田聖人（北村有起哉）、愛子（麻生久美子）、結（橋本環奈）、高橋要蔵（内場勝則）（C）NHK

NHK連続テレビ小説「おむすび」（総合など）第10週「人それぞれでよか」の第46回が2日、放送される。

平成元年生まれのヒロイン米田結（橋本環奈）が、栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。主題歌「イルミネーション」をB’z、語りをリリー・フランキーが担当する。

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結の姉、歩（仲里依紗）が古着のバイヤーとなり、3年ぶりに結たちのもとに帰ってきた。歩は、阪神大震災で亡くなった親友、渡辺真紀（大島美優）の墓参りをするが、その場で真紀の父、孝雄（緒形直人）から「もうここには来んといてくれ」と言われショックを受ける。

一方、社会人野球の名門「星河電器」で練習に打ち込む結の恋人、四ツ木翔也（佐野勇斗）はチームのエ―ス、澤田龍志（関口メンディー）から「プロを目指すなら、メシも真剣に食え」という助言を受ける。満腹になるまで食べていた翔也は体重が増えたことで体のキレを失っていた。結は翔也を支えようと、社食のメニューで1週間の献立を作成。その通りに食事をとり続けた翔也は、献立のおかげでキレが戻ったと感謝したが…。

結は、なかなか打ち解けられないクラスメイト、矢吹沙智（山本舞香）に歩み寄ろうとするが、沙智は「あんた、一回でも支えられる側のこと考えたことあんの？　支える支えるって、それが善意の押し付けやってわかれへんの？」と激怒。その後、翔也のために作った献立を見直した結は、アスリートの翔也には量が足りないことに気付く。翔也は、忙しい勉強の合間を縫って自分のために考えてくれた結のことを考えると、「足りない」などとはとても言えなかったと吐露した。翔也の告白を受け、結は、沙智の前で「なんも気付かんで支えた気になって…。なんしよっちゃろ、うち…」と涙。すると沙智が「その人の体重は？」と声をかけ、「そういうのを加味したうえでもう一回考えよ」と初めて結に寄り添ってくれた。その後、スポーツ栄養士を目指す沙智が自分の過去を話した。

高校時代、陸上選手として五輪候補にまでなった沙智は、コーチの指示で無理な減量を強いられたことで長い入院を経験していた。沙智は、自分のような若いアスリートを1人でも減らすため、1日も早くスポーツ専門の栄養士になりたいと言い、「せやからムカついてん。こっちは命がけでやっとうのに、ギャルとかなめんなって」と結に怒っていた理由を話した。結は「サッチンはギャルやん。好きなことを貫いとう人は、みんなギャルやろ」。その言葉に沙智が初めて結の前で笑った。

結たちが作り直した献立のおかげで翔也も復調。そして歩も再び真紀の墓参りをし、孝雄に「お墓参り、やめませんからね。うちと真紀ちゃんは親友ですから」と言った。

「おむすび」第46回あらすじ

結の両親が経営する「ヘアサロンヨネダ」がある「さくら通り商店街」で、「夏休みこども防災訓練」が行われることになり、結は市役所の若林建夫（新納慎也）から協力を頼まれる。結の同級生、佐久間菜摘（田畑志真）は、炊き出しのメニューをバーベキューにしたいと言うが、母の美佐江（キムラ緑子）から「合コンのことばかり考えるな」と、たしなめられる。