Xで「いいね」非公開に イーロン・マスク氏が効果言及もユーザーは「やってくれたな…」とボヤキ

「いいね」非公開でトレンドには関連ワードが並んだ

SNS（ソーシャルネットワーキングサービス）のX（旧ツイッター）が、「いいね」の仕様を変更し、他の人の投稿に誰が「いいね」したかが表示されないようになった。12日（日本時間）にサービスのエンジニアリングチーム公式Xで、「今週からプライバシーをより適切に保護するために、『いいね』をすべてのユーザーに対して非公開にする」と発表していたが、13日（同）までに実施され、同日午前から「自分のツイート」「#いいね非公開」「プライバシー」などの関連ワードが多数トレンドにランクインする事態となった。

運営元によると、他の人の投稿に誰が「いいね」したかは表示されなくなるが、投稿の作成者はその投稿に「いいね」した人を確認できる。また、自分が「いいね」した投稿は引き続き表示されるが、他の人には表示されないという。

今回の変更を受け、ユーザーたちからは「やってくれたなイーロン…」「いいね欄非公開許せないよ…」「ふぁぼ欄ぼちぼち覗く人だったからやや困るな」「いいね欄見られなくするよりインプレゾンビから救ってくれよ」といった不満や、「これって自分のツイートをいいねした人は確認できるよね？」「Androidで不具合出てるのかしら…？」などの書き込みもあり、混乱も見受けられる。

なお、Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は13日（同）、「非公開にしたら『いいね』が激増した！」とデータを示しながらその効果に言及した。