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ジャルジャル福徳の小説家デビュー作、萩原利久×河合優実で映画化 「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」ティザービジュアル解禁【コメント全文】

iza(イザ!) / 2024年9月18日 7時0分

「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」ティザービジュアル ©️2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会

お笑いコンビ「ジャルジャル」福徳秀介の小説家デビュー作「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」が、萩原利久の主演で映画化されることが決定した。ヒロインは河合優実が務め、2人は本作で初共演を果たす。来年4月に公開される。

映画「勝手にふるえてろ」(2017)、「私をくいとめて」(20)、連続ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK、23)などの大九明子監督がメガホンをとる。女性主人公を描くことが多かった大九監督が、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦。大九監督作品への出演は萩原が3作目で、河合は「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」以来、2度目となる。

今年4月6~28日にかけて関西を中心に撮影が行われ、福徳の出身校である関西大が撮影に全面協力した。解禁されたティザービジュアルは同大構内で撮影され、青空の下にたたずむ萩原と河合の姿が写し出されている。

物語の主人公は、思い描いていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送る小西徹(萩原)。ある日の授業終わり、お団子頭の桜田花(河合)の凛々しい姿に目を奪われる。思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合。そんななか、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる。その言葉は、奇しくも、半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じで、小西は桜田と出会えた喜びにひとり震える。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が2人を襲う。

萩原利久 コメント

「小西を演じてみて、『本当に難しかったな』というのが率直な感想です。全体でもそうですし、シーン1つ1つを取ってみても常に掛け違えているんじゃないかと考えていました。とことん自由だけど、とことん考える、そんな現場でした。

河合さんと初共演して、すごく強くて、しなやかな方だなと思いました。小西と桜田さんのやりとりはこれっていう正解がなく難しいと思うんですけど、河合さんはしっかりと芯を持って演じられていて、とても頼りにさせてもらっていました。

世の中で見たら小西たちがやっていることはすごく小さなテリトリーの中での話で全員が共感できるものでないかもしれません。ただ共感できない人も小西たちの世界をちょっと覗くような感覚で見てもらえたら楽しんでいただけると思います。

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