49歳スケートボーダーにネット騒然 「若手と戦ってめちゃくちゃカッコイイ」「尊敬する人に追加」「攻める姿が金メダル」と大盛り上がり

スケートボード男子パークに出場した南アフリカ、ダラス・オーバーホルツァー。49歳の挑戦にスタンドから大きな握手が沸いた（AP)

パリ五輪、スケートボード男子パークが7日に行われ、南アフリカ代表として49歳のダラス・オーバーホルツァーが予選に出場。出場選手の多くが10代、20代のなかでアラフィフのオーバーホルツァーが果敢に技を繰り広げる姿に多くのネットユーザーから反響が寄せられた。

南アフリカのレジェンドと呼ばれるオーバーホルツァー。白髪交じりのひげを蓄える49歳が転倒しながらも最後まで果敢に攻め続ける姿にスタンドの観客のなかには立ち上がって拍手を送る人も。結局、3回の試技で一度もフルメイクできず33.83点で予選敗退となった。

オーバーホルツァーは、母国ではスケートボードの普及に力を注ぎ、パークの練習場も建設。さらに貧困に苦しむ子供たちにスケートボードを教える支援も行っている英雄だ。

49歳になっても若手たちと台頭に勝負に挑む姿に感動する人は多く、X（旧ツイッター）には「グッとくるものがあった。胸アツ」「フルメイクは叶わなかったけど、元気もらった」「若手と戦ってめちゃくちゃカッコイイ」「白髪混じりで攻めまくって失敗したけど、彼も金メダルだよ」「感動しちゃった」「イケおじすぎる」「世界中に勇気与えた」と感動する声がズラリ。さらに失敗しても誰よりも楽しそうな姿に「チャレンジ精神と楽しんでいるところに大拍手」「どの世代でも挑戦している姿はカッコいい」とポストする人もいた。

また「俺もこういう年の取り方したい」「尊敬する人に追加」と戦う姿勢に敬意を表する投稿も見受けられた。