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大河「光る君へ」育児に悩むまひろ(吉高由里子)が朝ドラ「虎に翼」の寅子(伊藤沙莉)とシンクロ?「同じ轍を踏みかけてる」「ビシッと言ってくれる花江ちゃんがいない」

iza(イザ!) / 2024年8月4日 21時26分

物語の執筆に集中するまひろ(吉高由里子)に、一緒に遊んでほしいとせがむ藤原賢子(福元愛悠)(C)NHK

女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合など)の第30話が4日、放送され、娘の藤原賢子(福元愛悠)との関係がぎくしゃくするヒロインのまひろ(吉高由里子)の様子に、放送中の連続テレビ小説「虎に翼」のヒロイン、佐田寅子(伊藤沙莉)が置かれた状況を重ねるドラマファンが続出した。

平安時代を舞台に、「源氏物語」の作者として知られる紫式部(まひろ、吉高)の幼少期からの生涯と、「源氏物語」の執筆や権力者、藤原道長(柄本佑)とのかかわりを軸に描く波乱の一代記。夫の藤原宣孝(佐々木蔵之介)に先立たれてから3年が経過し、まひろは四条宮で女房たちに和歌を教える仕事に就いていた。家計を支えるためであると同時に、自身の得意とする漢詩や和歌にかかわれる仕事にまひろはやりがいを感じており、女房たちに好評の「かささぎ語り」という物語の執筆に熱中。家に帰っても、読み書きを教える以外の時間は、遊びたい盛りの賢子の世話よりも執筆を優先してしまっていた。まひろの父、藤原為時(岸谷五朗)や、弟の乳母、いと(信川清順)が忙しいまひろの代わりに相手をしてはいるものの、賢子は寂しがって次第に不満を募らせた。そしてある晩、まひろが一時席を外した少しの間に、書き溜めてあった原稿に、賢子が腹いせで火をつけてしまった。すぐにまひろが気が付き火事にはならなかったが、苦心して書いた物語を燃やされ、延焼の恐れもあったため、まひろは「人のやることではありませんよ!」と賢子を厳しく𠮟りつけた。

「虎に翼」でも、シングルマザーで女性法曹のパイオニアである寅子が、仕事の忙しさから義姉の猪爪花江(森田望智)に家事・育児を任せきりにしている間に、一人娘の優未(竹澤咲子)との間に深い溝ができてしまった。ちょうど新潟への転任が決まり、一念発起した寅子は、新潟であえて娘と2人暮らしに挑戦し、関係を修復しようと奮闘する様子が描かれている。まひろと寅子、2人の母親が似た状況に苦しむ様子に、多くのドラマファンが反応。SNSには、「娘と上手く付き合えないシングルマザーが、平日の朝にもいたような…」「構ってもらえないから反抗しちゃう娘ってどっかの朝ドラで見た気が?」「寅子と同じ轍を踏みかけてるぞ」「こちらはますます母娘溝が広がるばかり」「仕事を持つ母が子育てに悩むのはどこも同じよね」と2人を重ねるコメントがズラリと並んだ。

寅子は、同居の家族たちから厳しく指摘されて行いを改め、娘との距離が少しずつ近づいてきたのに対して、まひろのほうは前途多難。自身が育児を疎かにしたことは軽く見て、一方的に娘を責めるまひろには「命にかかわるから、ここは厳しく叱っておかないといけないのはたしかだけど…」「まひろさん、そこはもうちょっと優しく丁寧に!」「母も謝りなさい。発端はあなたです」「寅子には花江ちゃんがいたけど、まひろにはビシッと言ってくれる存在が、いねぇ!」などと苦言を呈する書き込みも散見された。

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