スタバ、不要なタンブラーの回収プログラム実施 お礼には5％引きクーポン

スターバックスでプラスチック製タンブラーの回収プログラムを実施

スターバックスコーヒージャパンは19日、同社のプラスチック製タンブラーの回収プログラムを全国の約1850店舗で実施すると発表した。期間は7月9日まで。

同プログラムは2021年からこれまで2回実施しているが、対象店舗を大きく拡大。大切に使っていたけれど壊れてしまったり、古くなって使わなくなってしまったタンブラーを店舗で回収し、新たな製品づくりに役立て、ポジティブな循環につなげていくとしている。

回収したタンブラーの一部は、店舗で使用する資材や来年以降に発売する商品に生まれ変わるという。また、回収のお礼として、タンブラー1個につき、国内のスターバックス店舗（一部店舗除く。オンラインストアでは使用できない）でクーポン（有効期限は発行日より1カ月間）がプレゼントされる。このクーポンを利用すると、タンブラーやマグ、ボトルなどのドリンクウェア商品の購入時に店舗表示価格より5％割引となる。

回収の対象となるのは、スターバックス製（海外製も含む）のプラスチック製ドリンクウェア（タンブラー、ボトル、カップなどで洗浄済みのもの）。ステンレス、陶器などの製品、他社製品、フタのみは対象外となる。

同社ではこれまで、21年6月23日～8月31日に約500店舗で、22年9月26日～10月31日に約750店舗でプラスチック製タンブラーの回収プログラムを実施。21年には、回収した約7000本分のタンブラーを原材料の一部に使用したコースターを販売していた。