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朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン夫役のトミー・バストウ 日本語でスムーズに質疑応答も「わかるフリをすることがあります」とぶっちゃけ

iza(イザ!) / 2024年11月27日 14時48分

2025年度後期に放送される連続テレビ小説「ばけばけ」にヒロインの夫、ヘブン役で出演するトミー・バストウ(C)NHK

NHK大阪放送局で27日、2025年度後期に放送される連続テレビ小説「ばけばけ」のキャスト発表会見が行われ、ヒロインの夫、ヘブンを演じることが決まった英国人俳優のトミー・バストウが日本語でスムーズに質疑応答に答えながら、冗談を言って会場を沸かせた。

「ばけばけ」は113作目となる朝ドラで、松江の没落士族の娘、小泉セツをモデルにした物語。外国人の夫、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)とともに「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名もなき人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の人生を描く。

ハーンをモデルとしたヘブン役で出演するバストウは33歳。今年のエミー賞を史上最多部門受賞したドラマ「SHOGUN 将軍」で、メインキャストの1⼈、マルティン・アルヴィト司祭役を好演した。朝ドラは初出演で、1767人が応募したオーディションを経て選出された。

日本の文化や映画に興味を持ち、10年にわたって独学で日本語を学んできたというバストウは、会見に参加した主演の高石あかり(※「高」はしごだか)らと日本語でトーク。オーディションを受けるまでハーンのことは知らなかったが、調べていくうちに自分に似ているところも全然違うところもあると気づいたとし、「私の仕事は、似ているところも違うところも混ぜて、ハーンさんのエッセンスを伝えていくこと。嘘偽りなく伝えたい」と力を込めた。

日本語を学ぼうと思ったきっかけは、映画好きの父親の影響で見た日本の映画。特に黒澤明監督・三船敏郎主演の作品に魅了されたという。日本語の勉強にはテレビのリアリティーショーが役立っているとし、「残念ながら、日本語を勉強するにはアキラ・クロサワさんの映画、すごくわかりにくい」と言って会場を笑わせた。

日本での生活が始まることへの期待と不安もあるが、2年前に半年ほど日本で暮らした経験が役に立ちそうだと話す。「そのおかげで生きづらくないと思います。日本語を毎日勉強したらもっと楽な生活になると思います。撮影もすごく楽しみにしています。新しい経験も大好きで何よりも楽しみにしてます」

朝ドラのオーディションを受けた理由は、「長い間、日本で働きたいと思った」。オーディションがあることを教えてくれたのは、「SHOGUN 将軍」で共演したモデル・女優の穂志もえかで、彼女に「すごく恩があります」と感謝した。

この日、バストウは、日本語で投げかけられる記者からの質問に終始日本語で答え、時折「片言ですみません」と謙虚に詫びる場面もあった。そんな彼は、日本語で書かれた台本について「もっと(日本語を)勉強していれば、それほど翻訳しなくていいみたいな感じですけれども、今でもたくさんわからないことがあります。正直に言って、わかるフリをすることがかなりあります」とぶっちゃけ。しかし、精いっぱい芝居に打ち込むと述べ、「全身全霊、勉強し続けます。もっと話せるように」と意気込みを見せた。

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