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高額PCパーツ「グラボ」の写真を30万円で出品!? 転売や詐欺まがい事案…秋葉原では大行列からトラブルに

iza(イザ!) / 2025年2月4日 17時38分

ROG-ASTRAL-RTX5090-O32G-GAMING

グラフィックボード(グラボ)と呼ばれるパソコン部品の売買をめぐり、フリマアプリや店舗周辺でトラブルが続いている。

台湾のIT大手、ASUS(エイスース)の日本法人は先月30日、米NvidiaのGeForce RTX 5090を搭載した高性能のグラボ「ROG-ASTRAL-RTX5090-O32G-GAMING」を発売した。想定価格は57万9980円(税込み)。グラボとはパソコンの画像処理能力を拡張する部品で、美しい映像を途切れなく瞬時に表示することが求められるレースゲームなどでは高性能グラボが必要になることが多い。

コアゲーマー垂涎の高額商品だけに発売前から転売問題が指摘されていたが、フリマアプリでは4日までに、同商品の“写真だけ”を約30万円で出品するという販売者が現れた。販売ページには公式のものと見られる写真とともにスペック(性能を示す数値など)を掲載。文章が一段落するところで「こちらの商品のお写真」を送る旨の記載があり、この商品が欲しいユーザーが勘違いして購入してしまう恐れもある。

米IT情報サイトのGizmodoによるとオンラインショップ大手のeBayでは、転売に反対する人々が「人間は買わないで」と注意書きを添えたうえでグラボの写真だけを販売し、転売ヤーが用いる「ボット」(特定の処理を自動で行うプログラム)を欺く試みもあるというが、日本のフリマアプリでは同様の注意書きはなかった。こうした手口は複数確認されており、X(ツイッター)では「『写真だけ』の出品とかふざけてるのか!」などと怒りをあらわにしてフリマアプリの運営会社の責任を問う人もいた。

また、発売日には東京・秋葉原のパソコンショップにRTX 5090と比較的安価なRTX 5080の関連商品を求める人々が路上に数百人規模の列を作り、客の一部が道路脇の柵を乗り越えて幼稚園の敷地に入り込んでしまうトラブルも発生。パソコンショップの運営会社は3日、公式サイトで謝罪して、今後はネットサイトでの抽選販売へ切り替えるとした。千代田区長・樋口高顕氏の公式Xアカウントによると、侵入の際に壊された幼稚園の看板はこの運営会社が弁償するという。

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