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朝ドラ「虎に翼」穂高先生(小林薫)逝く…突然の訃報に視聴者「退場残念」「最後の叱咤激励に涙出た」

iza(イザ!) / 2024年7月5日 11時0分

(左から)佐田寅子(伊藤沙莉)、穂高重親(小林薫)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第70話が5日、放送され、この日の放送で天国へと旅立ったヒロインの恩師、穂高重親(小林薫)を多くの視聴者が悼んだ。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主演を務める。この日は第14週「女房百日 馬二十日?」(第66~70話)の最終日で、穂高の最高裁判事退任記念祝賀会が行われた翌日、寅子は穂高に暴言を吐いてしまったことを反省していた。頭を抱え落ち込んでいると、「ちょっと失礼するよ」と突然、穂高が寅子がいる家庭局にやってきた。驚く寅子に穂高は「すまなかったね佐田くん」と話しかけ「私は古い人間だ。理想を口にしながら、現実では既存の考えから抜け出すことができなかった」と詫びた。そして穂高は、寅子は自分とは違うとし、「キミは既存の考えから飛び出して人々を救うことができる人間だ。心から誇りに思う。それを伝えたかった」と言い、頭を下げた。寅子は、「先生が古い人間とは思っていません」と否定。尊厳殺の判決についての穂高の反対意見を読んだとし、「先生の教え子であることは心から誇りに思っています」と本音を打ち明けた。安堵した穂高は「あとはキミたち若いもんに託したよ」と述べ、そばにあったイスに腰かけた。

お互いの思いをぶつけ和解した寅子は穂高に怒られると思ったと告白。穂高は「そんなことは…これ以上嫌われたくない」とつぶやき、先生のことが嫌いなわけではないと慌てる寅子に「分かっとるよそれなりに好いていてくれてるのは。最後に笑ってすっきりした顔でお別れできそうで」とほほ笑んだ。そして「佐田くん、気をつけろ。君もいつかは古くなる。常に自分を疑い続け、時代の先を歩み立派な出涸らしになってくれたまえ」と最後の助言を残し、笑顔で別れた。その後、担当していた離婚裁判の調停を解決させ、寅子が少しだけ家裁の理想に近づいた頃、穂高の訃報が届いた。新聞には「穂高重親博士逝く」と大きな見出しで記事が掲載された。

明律大夜間部に通っていた亡き夫、優三(仲野太賀)に忘れ物を届けた際に寅子は穂高と出会い、法律の世界を目指すことになった。その後、父の直言(岡部たかし)が「共亜事件」で逮捕された時も弁護人になることを引き受け、無罪に導いてくれたのも穂高だった。寅子の妊娠などで2人の関係性に亀裂が生じたこともあったが、最後は笑顔で和解。そんな穂高の“退場”を悲しむ視聴者は多く、X(旧ツイッター)ではこの日「穂高先生」がトレンド入り。「さびしい」「退場が残念…」「もっと見たかった」などのコメントが寄せられた。

また最後に2人が和解できたことに「最後の叱咤激励で涙出た」とつぶやくドラマファンや、最後まで紳士的だった穂高に「寛大すぎる」「人格者」「なんて穏やかで紳士なんだ」「懐の広さに救われた」と書き込む人もいた。


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