赤楚衛二、子孫に残したいのは“赤楚”の苗字！ 祖母から「『大事にしてほしい』と言われているので…」 日テレ「相続探偵」製作発表会見

「相続探偵」製作発表会見に出席した赤楚衛二

日本テレビ系土曜ドラマ「相続探偵」の製作発表会見が日本テレビ本社にて行われ、主演を務める赤楚衛二をはじめ、桜田ひより、矢本悠馬が出席した。

本作は、漫画誌「イブニング」（講談社）で2021年から連載され、「SPEC」シリーズ（TBS）を手がけた脚本家、西荻弓絵が原作、幾田羊が作画を担当したミステリーを、西荻自ら脚本を務めて実写ドラマ化。難解な相続問題を、風変わりな主人公・灰江七生（赤楚）が、個性豊かな仲間たちとともに解決していく。

現在絶賛撮影中という本作。赤楚が演じる灰江は、遺産相続専門の探偵。エリート弁護士だったものの“ある理由”で弁護士会を追われてしまったという謎めいた人物だ。赤楚は「灰江は、物事をヒョっと避けて通るような、何を考えているのか分からない部分があります。僕はこれまでまっすぐな役を演じることが多かったので、今回のキャラクターのような役を表現する引き出しがなかった」と難役であることを明かすと「灰江のような役を演じそうな先輩のお芝居を見たり、アニメから抽出したりしながら、役を作っていきました」と語っていた。

灰江の事務所のアシスタントとして働く女性・三富令子を演じた桜田。バイク乗りで身体能力に長けているという特徴を持ち、劇中ではアクションシーンも。桜田は「これまで守られる立場や逃げる役柄が多かったので、自分から戦う役は初めて。アクションもやったことがなかったので、練習しました。キレのある動きは筋肉と体幹が大切だと思い、ジムに通い始めて日々鍛錬しています」と役作りについて明かすと、赤楚は「現場でも筋肉の話をしているよね。初めてと言っていましたが、めちゃくちゃ格好いい。とても器用な人で、令子ちゃんの観ていただきたいシーンはたくさんあります」とアピールしていた。

赤楚演じる灰江はコーヒーオタク。原作ではコーヒー豆を食べるシーンがあるが「やっています」とドラマでもそのシーンがあることを明かすと「おつまみにちょうどいいんです。現場でも美味しくいただいています。コーヒーは元々好きなので、撮影で飲んだ美味しいコーヒーは取り寄せています」とプライベートでも楽しんでいるという。

また「遺産相続」ということで「子孫に残したいものは？」という質問に、赤楚は「“赤楚”という名前を残したい。長男ですし、おばあちゃんから『大事にしてほしい』と言われているので。ご縁があったら……なのですが、残ってくれたら嬉しいですね」と語ってきた。同じ質問に桜田は「母から伝授されたナスの揚げびたし。ナス嫌いでも好きになる味なので、子孫に残したいです」と回答すると、赤楚は「僕はナス嫌いなので、撮影中に作ってもらいたいです」と桜田にお願いしていた。

赤楚は「老若男女、相続の問題は理解しておいた方がいいと思う」と作品によって豆知識が得られる側面をアピールすると「もう一つ、僕ら3人の掛け合いもコミカルで面白いので、チームワークで問題を解決していく姿も楽しんで欲しいです」と見どころを語っていた。