[Japan In-depth 編集部]【地域政党設立の動き、加速】~「自由を守る会」結成総会~
Japan In-depth / 2015年3月7日 23時37分
「国会議員の都合で振り回されては、地に足のついた活動は出来ない!」
2015年統一地方選が迫る中、「地域政党」設立の動きが加速してきた。6日夕、東京都内で「自由を守る会」の結成総会が開かれた。地域政党とは、自民党や民主党、共産党などのいわゆる既存の国政政党とは一線を画し、地方議会で独自の政治活動を目指す団体である。
地域政党「自由を守る会」を立ち上げたのは、去年解党した「みんなの党」所属だった地方議員たち。国政政党の応援がなくても一人一人の力で選挙に勝てる議員を育て、本当の意味で地域の為に活動していくことが目標だ。今回、姉妹団体の「リベラル保守の会」と連携していくことも明らかになった。
「自由を守る会」は、‘自立した国民が結集する’とする結党宣言を発表、基本政策として以下の5点を掲げた。
1行財政改革
2教育改革&子供・子育て支援
3過不足ない福祉の実現
4安全安心のまちづくり
5議員・議会改革
代表の都議会議員上田令子氏(江戸川区)は「行政の不正をきちんと質せば、政党関係なく行政は動き、都民は支持してくれる。既存の大政党に所属していなくても、いい政策を作り、例えば主婦層など一定の有権者に訴えかければ、当選することは十分可能だ」と述べ、地域政党の可能性を語った。
写真:三次さん
同会は8つの区議会に推薦候補を擁立する方針だ。江東区議会選に立候補するシングルマザーの三次ゆりか氏は「シングルマザーでは子育てが難しい現状を変え、少子化対策にも力を入れたい」と決意を語った。
東京都議会含め、地方議会は既存政党の議員で構成された会派が基本的に議会運営をコントロールしていることが多い。少数会派は発言の機会が少ないのが現状だ。「自由を守る会」は今後他の地域政党と連携を図っていくとしているが、地域政党の会派がどう議会内で存在感を示していけるのか、又、統一地方選や国政選挙で、既存政党との距離感をどう保っていくのか、などの課題は多い。
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