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[安倍宏行]【報ステ「古賀・古館論争」が教えること】~コメンテーターの在り方、議論を~

Japan In-depth / 2015年3月30日 23時45分

この「とくダネ!」の場合も、中野氏がこれほどまで一方的にTPP反対論を展開するとは思っていなかったのだろう。若干詰めが甘かった。私も中野氏とは初対面で事前のすり合わせもなくぶっつけ本番だったのも準備不足だった。とにかく、あまりに一方的な放送内容になったため、その翌日TPP賛成のゲストを呼び、バランスを取ったという経緯がある。つまり、報道番組であれ、情報番組であれ、コメンテーターやゲストを慎重に選ばないと、番組はバランスを欠き、収拾がつかなくなることがある、ということだ。

そんな予定調和では面白くない、とお思いの向きもあろうが、放送法というものがある限り、テレビ局は放送内容を公平公正にしなければならない。勘違いしてもらいたくないのは、だからテレビ局が政府の言論機関になっていい、ということではない。様々な問題を取り上げ、それを視聴者に提示することは重要なメディアの役割である。ただ何らかの意図を持って世論を誘導しようとすることはしてはならない。

古賀氏の意見も、中野氏の意見も、一個人の意見である。賛成の人も反対の人もいよう。メディアの本当の役割とは問題点を浮き彫りにするだけではなく、視聴者が考えることが出来るような情報も合わせて提示することだろう。極端な意見の人を呼ぶなと言っているわけではない。その人と反対の意見の人も呼び、複数の意見を提示すると共に、複数の解決策・シナリオを提示することが今、テレビに求められている。今回の騒動が、コメンテーターの在り方や報道・情報番組の内容にまで踏み込んだ議論がなされるきっかけとなることを期待する。

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