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[Japan In-depthチャンネル ニコ生公式放送リポート]【実際は長期化、今年の就職戦線】~3か月後ろ倒しの影響は?~

Japan In-depth / 2015年4月5日 18時0分

もうひとつ今年の傾向として言えるのは、選考開始が遅れることでインターンは活性化しているということ。インターンにも色々あって、1,2回の企業説明会だけという所もあれば、1か月間実際に働いてみるというのもある。働いてみれば、その会社が自分に合うか、合わないか、就職前に確認出来る。その時間が出来たのは良いことだが、就活の時期を遅らせて「学生に学業に専念してほしい」という目論見からは外れてしまっている。

更に、最近の就活生について。宇多田ヒカルは「Keep Tryin'」という曲で「将来国家公務員だなんて言うな、夢がないなあ」と歌っていたが、ここ数年の就活生は「保守的」と言われていた。それがここに来て少し様子が違ってきているという。今就活をしている学生は高校2年生の終わりに東日本大震災が起きている。特に東北の学生の中には、震災で進路を変更したり、将来についてより真剣に考えたりする傾向も目立つ。

リーマンショック前までは「ゴールドマン・サックスいいね~」というような学生が目立ったが、自分の「志」を大切にする学生が増えてきた。実際、東大の卒業式で取材をしたが、ミス東大の女子学生が、大手企業ではなく、子どもを支援するNPOに就職すると言っていた。

最後に、霜田さんから就活生に向けてのアドバイス。面接でペラペラ話すのが良いわけではない。大切なのは、「大人に慣れている」ことだ。「慣れる」というのは、大人とどういう風に話せば、自分の思いを伝えることが出来るか分かっているということ。正式なインターンではなくても、1,2年生の段階から企業と接触するなどして大人がいる環境に慣れることが重要だ。

(この記事は2015年4月1日に、ニコ生Japan In-depthチャンネルで放送されたものです。アーカイブは後日、YouTube Japan In-depthチャンネルにアップロードされます)

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