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[前田真里]【日本の「お笑い」を海外に】~異能の吉本芸人、マンハッタンに渡る~

Japan In-depth / 2015年4月16日 12時52分



米国でスタンドアップコメディアンをしているKaoriさんは、「構成などとても勉強になった。親しみがあってハートフルだなと思った」と話す。ボランティアスタッフは、「これまで感じていたイメージと違い、西野さんは、実際、謙虚でいい人でした」と口を揃えた。

60代の参加者からは、もう少し想像できるような間が欲しかった、話題についていけなかったという意見があった一方で、アメリカ人には、「言葉は、よくわからないけれど、コミカルな動きが面白かった」と好評だった。YOU TUBEのトーク動画を見て、西野さんの存在を知り、駆けつけた外国人も数人いた。2年前のマンハッタンで開かれた絵本・原画展には、約1500人が訪れていて、現地に長くに住む日本人は、西野さんを芸人というよりも絵本作家として知る人が多い。ロビーには、絵本片手にサインを待つ人の列が途切れなかった。

日本のエンターテイメントがアメリカに通用すると思うか西野さんに聞くと、「絵やアニメーションでも皆さんに喜んでもらえるものを作りたいなと思っている。アメリカ人に限らず、世界の方がすごい事やるなというようなことを探りたい。ディズニーを見ていると凄いなと悔しくなってくる。だからといって白旗をあげるのではなくて、勝ちたいですよね。やるからには、面白いものを持ってまた、ニューヨークに来たいです」と目を輝かせた。

早くも、今回の滞在中に他の州やニューヨークの美術館でも何か開催できないか声がかかっているようだ。次の独演会は、8月1日。日比谷公会堂で開かれる。 

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