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[岩田太郎]【アーモンドと人の生活、どっちが大切?】~干ばつのカリフォルニア州で大激論勃発~

Japan In-depth / 2015年4月16日 18時0分

カリフォルニア州の水不足論争の底流には、グローバル化への反感が隠れており、しかもそれは日本や中国への根強い悪感情を呼び覚ましている。今から100年前、同州は排日・排華のメッカだった。きっかけがあれば、そうした感情は再び非人種差別的な形をとりつつ表出する。

今のアーモンド論争が、すぐにアジアやアジア系住民への攻撃やいやがらせにつながることはないだろうが、「米国が、アジアの利益のために犠牲になっている」という人種主義的な被害者感情は、1980年代や1990年代のジャパン・バッシングに見られた歴史的な潮流だ。

事実、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)成立に向けての議論の文脈で、中韓をはじめアジア諸国などの通貨価値切り下げ競争によるドル高で米経済の成長が邪魔をされているという言説が米国で静かに広まっている。煽る者や、他に併せてアジア諸国を叩く理由が出てくれば、一気に火が付きかねない。注意深く、アーモンド論争や通貨戦争論の行方を見守りたい。

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