[大原ケイ]【FIFA幹部逮捕劇、5つの「なぜ?」】~アメリカとEUの確執~
Japan In-depth / 2015年5月31日 18時0分
なぜ、これが日本の外交と関係あるのか?
米政府がヨーロッパにはFIFA幹部逮捕という「ムチ」を当てた今回の逮捕劇に「アメ」があるとすれば、それは日本を含むアジア諸国に対し、オバマ政権が最後の大仕事として進めようとしているTTP締結だとは言えまいか。もし安倍政権が対応をしくじれば、沖縄の基地撤退を具体的に進め、中韓との領土問題がこじれてもその時は知らないからね、という路線がオバマ政権だけでなく、この後に続くであろうヒラリー・クリントン政権にも踏襲されていくかと推察される。
それでも再選されたセップ・ブラッター会長がこの先どうなるのか、あるいは世界各国の思惑がどこにあるのかはさておき、今サッカーファンにできることはまもなくカナダで始まる女子ワールドカップ戦を見守り、応援することだろう。安上がりだが危険度が高い人工芝を押しつけられ、抗議しながらも、ピッチでボールを追う選手たちに何ら非はないのだから。ブラッター会長は女子サッカーの「ゴッドファーザー」というより「疫病神」でさえあった。おそらく逮捕や非難を恐れ、カナダには足を踏み入れないだろう。
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